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畜産業の試験研究を通して支える、福島の復興(畜産研究所)

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印刷用ページを表示する 掲載日:2024年3月18日更新

業務風景①(畜産研究所)

Profile

  • 所属:農業総合センター畜産研究所
  • 出身大学:岩手大学
  • 担当業務:畜産に関する研究、研究所で飼養している牛の治療・繁殖管理

仕事のやりがい

業務風景②(畜産研究所)

 畜産研究所では家畜を使った試験研究を実施しており、私は乳牛を扱った試験を行う酪農科に所属し、搾乳牛に試作乳房炎ワクチンを投与する試験研究をしています。
 試験研究と平行して生乳などの生産物も出荷しているため、飼養している家畜の健康管理や繁殖管理は、試験を順調に進めたり生産物を出荷したりするうえで重要になります。
 県内の畜産農家に役立つような試験研究ができることや、牛たちが日々健康にエサを食べ、牛乳をたくさん作ってくれることは仕事のやりがいです。

福島を選んだ理由

 私の祖父母は福島県内の畜産農家で、震災当時の農家の苦労や後継者不足などを身近に感じる機会が多く、福島県の畜産に貢献したいと思ったのが大きな理由です。
 また、大学在学中に中央家畜保健衛生所のインターンシップに参加し、様々な業務内容を見学したことや、県の獣医師募集のパンフレットなどを見ながら、配属先や業務内容について詳しく知ることができたことも決め手となりました。
 畜産に関わる獣医師の仕事は多岐に渡りますが、その中でも様々な面から畜産に貢献できるのは県職員だと思い、福島県を志望しました。

わたしの休日

わたしの休日(円盤餃子)

 福島県が地元なので実家に帰省したり、同僚や先輩と旅行に出かけたりしています。
 福島県は有名な温泉地がたくさんあるので、温泉巡りもしています。
 また、夏は相馬市で海釣りを、冬は桧原湖でワカサギ釣りなどを楽しんでいます。

ある日のわたし
6時30分 起床
7時40分 通勤
8時30分 始業、事務作業
10時00分 病牛の治療や繁殖検診
12時00分 昼食
13時00分 事務作業
15時00分 搾乳補助、人工授精、乳房炎牛の細菌検査など
17時00分 事務作業
17時15分 終業
19時00分 夕食
22時00分 就寝