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生命と産業を守る家畜衛生(農林水産部)

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印刷用ページを表示する 掲載日:2024年3月18日更新

福島県獣医師職員の家畜衛生分野の業務についてご紹介します

1 公務員獣医師と民間獣医師の主な特徴について

 
公務員獣医師(家畜衛生分野)

 家畜の飼養衛生管理指導や検査を行い、農場での口蹄疫や高病原性鳥インフルエンザ、豚熱などの伝染病の発生予防、まん延防止に取り組んでいます。その他にも慢性疾病に苦しんでいる農場への指導や動物薬事・獣医事に関することなど業務内容は多岐にわたります。家畜衛生分野の公務員獣医師は、様々な業務を通じて、地域の畜産業の安定と安全・安心な畜産物の生産を支える仕事です。
 また、福島県では平成23年3月の東日本大震災及び原子力災害発災後に廃業や休業を余儀なくされた農場もありましたが、着実に復興が進み、経営を再開した農場も増えてきています。令和7年度には県内で最大規模の復興牧場が開業予定であることから、福島県の畜産振興に向け、今後ますます公務員獣医師の役割が重要になります。

 
民間獣医師(産業動物臨床)

 病気の家畜の診療や農家の経営をサポートするのが仕事です。
 民間の産業動物臨床獣医師の多くは、NOSAI等に所属したり、自分自身で開業したりするなどし、農家の依頼に応じて家畜の診療を行います。自分自身で診断して手術や投薬等の治療ができる臨床獣医師の仕事は、直に動物の回復や農家さんが喜ぶ姿を見ることができます。
 また、民間獣医師の中には、農場の経営に深く関わるコンサルタント業務を行う獣医師もいます。病気の予防や治療を含め、幅広く農場の業務に関わり、安定した農場経営をサポートする役割を果たします。

【主な就職先】NOSAI、開業獣医師、畜産企業の管理獣医師等

 

2 福島県における配属先について

本県農林水産部(家畜衛生分野)における獣医師職員の主な配属先は、以下のとおりとなります。

県機関所在図(家畜衛生分野)

(1)畜産課(本庁機関:福島市)

 県内の畜産業に関わる機関を統括している部署です。畜産課に勤務する獣医師は、家保業務に関わる施策を考えたり、予算に関する仕事をする他、福島県の畜産振興に広く関わる業務を行っています。

 ■畜産課のホームページはこちら → https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/36035d/
畜産課

(2)中央家畜保健衛生所(出先機関:玉川村)

 中央家畜保健衛生所は、平成30年に新設された福島県の中核家保です。
 防疫課、衛生指導課の他、病性鑑定課があり、最新鋭の機器を用いた専門的な検査を行っています。
 また、特定家畜伝染病発生時に備えた体制整備や人材育成を担う安全対策・監視課があります。

 ■中央家畜保健衛生所のホームページはこちら → https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/36800a/
中央家畜保健衛生所

(3)県北、会津、相双家畜保健衛生所(出先機関:福島市、会津若松市、南相馬市)

 異なる特色をもつ県北・会津・相双の3地域にある家保には、防疫課、衛生指導課があります。
 防疫課は、家畜伝染病予防のための検査や農家への衛生管理指導、衛生指導課はGAP認証取得の支援や獣医事・動物薬事に関する業務等を行っています。
県北家畜保健衛生所

(4)農業総合センター畜産研究所(出先機関:福島市)

 畜産研究所では、ゲノム解析による肉用牛の育種改良、AIによる肉質推測の他、会津地鶏、川俣シャモの種鶏改良など、より良い福島県産畜産物の生産や、畜産に役立つ技術の開発・普及のため、様々な試験研究に取り組んでいます。

 ■農業総合センター畜産研究所のホームページはこちら → https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/37202a/
畜産研究所

 

※上記情報のPDF版はこちらからご覧いただけます → 農林水産部の所属・業務概要 [PDFファイル/928KB]

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