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会津地方にあるインフラ施設の周辺観光施設

更新日:2024年5月27日更新
周辺観光施設紹介会津地方にあるインフラ施設の周辺観光施設

福満虚空藏菩薩 圓藏寺(ふくまんこくうぞうぼさつ えんぞうじ)

データ

施設所在地 福島県河沼郡柳津町大字柳津字寺家町甲176
TEL 0241-42-2002
アクセス 磐越自動車道 会津坂下ICから約10分、会津柳津駅から徒歩で約10分

ご本尊は弘法大使が掘った福満虚空藏菩薩

柳津町にある圓藏寺は、今から1200年以上前の807年、名僧徳一大師によって開創されました。ご本尊は、弘法大師によって刻まれたとされている、福満虚空藏菩薩。千葉県にある清澄寺の能満虚空藏菩薩、茨城県にある日髙寺の大満虚空藏菩薩と共に、日本三大虚空藏菩薩とされています。虚空藏菩薩とは、丑(うし)年、寅年生まれの守り本尊と言われ、「いかなる人でも福徳円満が授かる因縁を有している」と伝えられています。
毎年1月7日に行われる奇祭「七日堂裸詣り」は県の十大祭りのひとつ。午後8時半一番鐘の音を合図に、下帯ひとつの男衆が113段の石段を駆け上がり、堂内にある麻縄をよじ登る勇壮な、無病息災を願う伝統行事です。

柳津は赤べこ発祥の地

今から400年余り前の1611年、会津地方を大地震が襲い、圓藏寺の本堂も倒壊しました。本堂再建にあたり只見川上流の村々から木材の寄進を受け、只見川を利用して運ばれました。川から木材を運ぶのに苦労していたところ、どこからか赤毛の牛の群れが現れ、木材を運んでくれました。この牛たちに感謝とねぎらいの気持ちを込めて寺に建立されたのが開運「撫牛」であり、赤毛の牛を「赤べこ」と呼び、忍耐と力強さを持ち福を運ぶ牛として多くの人々に親しまれるようになりました。

瑞光寺公園から見る景色が秀逸

春には桜並木、秋には色鮮やかな紅葉と圓藏寺境内の白壁のコントラストが美しく、県内屈指の名所となっています。圓藏寺の紅葉を一望できる、対岸の瑞光寺公園から眺める景色はまるで一幅の画のようです。

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道の駅 会津柳津

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施設所在地 福島県河沼郡柳津町字下平乙181-1
TEL 0241-42-2324
アクセス 磐越自動車道 会津坂下ICから約10分

赤べこが出迎える、地元名産品満載の道の駅

道の駅 会津柳津にある「柳津町観光物産館清柳苑」にはお食事処のほか、地元の農産物や名産品が数多く並び、お土産購入スポットとして人気です。
人気グルメは地元博士山のふもとで採れたそば粉100%の手打ちそば「博士そば」。ちょっと珍しいソースカツをはさんだハンバーガーや、柳津の名産の「あわ」を使ったあわソフトクリームも人気。
「赤べこ絵付け体験」や「あわまんじゅうづくり」「勾玉づくり」などの体験教室も数多く行われ、親子で楽しめます。 入り口では赤べこファミリーの娘「あいちゃん」がお出迎え。近くにはあいちゃんのおとうさん、おかあさん、兄弟もいるそう。家族で一緒に赤べこ家族を探しながらの柳津散策もおすすめです。

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第一只見川橋梁ビューポイント

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施設所在地 福島県大沼郡三島町川井天屋原610
アクセス 磐越自動車道 会津坂下ICから約20分、会津宮下駅から車で約5分

電車通過の時間に合わせ、多くの観光客を訪れる

『日経プラス1』で、紅葉の美しい鉄道路線の第1位に選ばれたこともある、JR只見線。川霧に浮かぶ鉄橋の曲線、冬の白雪の中を力強く進む列車のワンシーンは幻想的ですらあります。三島町の「道の駅尾瀬街道みしま宿」から尾根を登った頂上が、ビューポイントとしておすすめ。春の山桜、夏の青葉、色鮮やかな秋の紅葉、冬の雪景色など、季節ごとに違った美しさが堪能できるこの場所には、列車が通過する時間に合わせ、多くの観光客が訪れています。

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霧幻峡の渡し

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施設所在地 福島県大沼郡三島町早戸
アクセス 磐越自動車道 会津坂下ICから約30分、早戸駅から徒歩で約3分

川霧に包まれた、夢の中のような渡し船体験

 300年の歴史を持ちながら、昭和39年に裏山の土砂崩壊で廃村となった金山町三更集落。このあたりではかつて生活の足として、対岸まで只見川を渡る手漕ぎの渡し船が利用されていました。夏は朝と夕に川霧に包まれ、まるで夢の中のような景色になることから「霧幻峡」と呼ばれています。この渡し船が復活し、只見川の冷たい水を感じることのできる舟遊びを体験することができます。また、金山町三更集落には今でも大山祇神社や子安観音、夢幻地蔵が残されており、訪れた人の運気を上げ、願い事を叶えるパワースポットとしても注目を浴びています。

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東北電力奥会津水力館「みお里」

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施設所在地 福島県大沼郡金山町大字中川字上居平933
アクセス 磐越自動車道 会津坂下ICから約40分、会津中川駅から徒歩で約5分
お問い合わせ先 東北電力奥会津水力館「みお里」
TEL:0241-42-7771
https://okuaizu-suiryokukan.jp/

アートや映像を通じて水力発電に触れる

戦後の復興期、奥会津地域では大規模な電源開発が行われ、国を電力供給面で支えてきました。「みお里」は2020年に開設された新しい施設です。アートや映像など多彩な展示を通じて、水力発電の仕組みや只見川水系における電源開発の歴史、水力発電をはじめとする再生可能エネルギーの活用に向けた取り組みなどに触れることができます。白洲次郎ギャラリーなどの見ごたえのある展示もあり、奥会津地方のさまざまな魅力を発信しています。

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道の駅 奥会津かねやま

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施設所在地 福島県大沼郡金山町大字那珂川字居平949-8
アクセス 磐越自動車道 会津坂下ICから約40分、会津中川駅から徒歩で約3分

金山町の特産品とグルメに出会うなら、ここ!

金山町の特産品が取り揃えられている「道の駅 奥会津かねやま」。特に金山町の特産品である赤カボチャや黒えごま、天然の山菜、ヒメマスなどをセットにした「特産品セット」や町の名人の手による「マタタビ細工」が人気です。人気グルメはピリ辛のアザキ大根をすりおろした「アザキ大根高遠そば」。写真集やカレンダー、ポストカードなどが購入できる、郷土写真家 星賢孝さんの特別コーナーもぜひご覧ください。

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只見線乗車

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施設所在地 福島県会津若松駅~新潟県小出駅-8

東日本大震災から11年、JR只見線が全線で運行再開

JR只見線は、福島県の会津若松駅と新潟県の小出駅を結ぶ全長約135kmの路線です。並行して走る国道252号線がありますが、沿線周辺は国内有数の豪雪地帯で冬季は通行止めの区間ができるため、只見線は地域にとって大切な交通機関となっています。只見線の魅力は何と言っても沿線を流れる只見川と雄大な山々が四季を通して織りなす絶景。その風景は全国紙で「紅葉の美しい鉄道路線」の第1位に選ばれたことも。2011年3月の東日本大震災、さらに同年7月の新潟・福島豪雨により、只見線は鉄橋の流出や土砂崩れによる線路の崩壊など甚大な被害を受けました。只見線を復旧したいという地元の強い思いが実を結び、2022年11月、全線で運転が再開されました。美しい自然はもちろん、沿線で独自にはぐくまれてきた歴史や文化にも、ぜひ触れてみてください。

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