◆台風、地震・津波、大規模林野火災等の複雑多様化する災害に対しては、
ヘリコプターを活用した上空からの人命救助、捜索、傷病者搬送、消火等の
消防防災活動が極めて有効となります。
このため、福島県では、市町村及び県内12消防本部と連携して、専任消防職員による
「福島県消防防災航空隊」を編成し、消防防災ヘリコプター「ふくしま」を平成10年
より運航しています。(令和元年からは2代目となる新機体による運航を開始)
この動画では、福島県消防防災航空隊のヘリコプターによる活動内容の一部を紹介します。
◆福島県消防防災航空隊の主な活動内容
【捜索・救助活動】
災害時、山岳遭難時、水難事故時等における捜索・救助
【火災防御活動】
火災の延焼状況等の情報収集、近隣住民への避難誘導等、林野火災時にお ける空中消火、
消火資機材・消火要員等の輸送
【救急活動】
山間地域等からの救急患者の搬送、高度医療機関への傷病者の搬送、医師・医療器材等の輸送
【災害応急対策活動】
災害被害状況等の情報収集活動、物資・人員の緊急輸送、住民への避難誘導・情報伝達
この他、通常時は、自隊訓練、各種防災訓練への参加、災害予防対策活動、一般行政活動等を実施しています。