〇東日本大震災と福島第一原発事故の影響が大きい浜通り地域等(※)では、農業者の高齢化や後継者不足などによる担い手の不足が大きな課題となっています。
〇ふくはまアグリ物語「ふくしま・浜通りで新しい農業!」では、企業の農業参入促進に向けて地域の営農状況や参入事例、インフラ整備の状況などについて、ご紹介していきます。
○第6話では、株式会社CTIアセンドについてご紹介します。
◆株式会社CTIアセンド 東京都の総合建設コンサルタント(建設技術研究所)が設立した新会社で、相馬市玉野地区でトウモロコシの栽培及びそのトウモロコシを原料するウイスキー造りに取り組んでおり、2026年(令和8年)ごろの販売を目指している。
インタビュー:取締役 渡邉 暁人さん
※浜通り地域等15市町村 イノベーション・コースト構想を推進する地域(いわき市、相馬市、田村市、南相馬市、川俣町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、新地町、飯舘村)
<福島イノベーション・コースト構想> 東日本大震災及び原子力災害によって失われた浜通り地域等の産業を回復するため、当該地域の新たな産業基盤の構築を目指す国家プロジェクト。廃炉、ロボット、エネルギー、農林水産等の分野におけるプロジェクトの具体化を進めるとともに、産業集積や人材育成、交流人口の拡大に取り組んでいます。