平成30年春季開催の第69回全国植樹祭の開催会場について、平成27年12月2日(水)に共催である公益社団法人国土緑化推進機構との協議により決定しました。
南相馬市原町区雫(しどけ)地内の海岸防災林
会場候補地の選定にあたっては、戦後の荒廃した国土を、緑化を通じて守っていく国土緑化運動のシンボル的な取組として始まった全国植樹祭の開催意義にふさわしく、さらに必要な会場面積や植樹場所が確保できること等を考慮した。
福島県で開催する全国植樹祭は、本県の森林再生の取組の目標とするとともに、国内外からの復興支援への感謝の気持ちを広く発信するシンボル事業とすることを観点に検討し、東日本大震災による津波被災地であり、参加者に地域の復旧の状況を見ていただくことができる場所とした。
南相馬市スポーツセンター
南相馬市の多目的施設であるため。
式典会場イメージ図
公益社団法人国土緑化推進機構前田副理事長(左)と内堀知事
「東日本大震災で被災した海岸防災林を復旧し、緑豊かな防災林を築いていくことは、
まさに全国植樹祭の原点であり、非常に意義深い植樹祭となる」と話す前田副理事長
「復興に力強く歩んでいく本県の姿、国内外からの復興支援への感謝の気持ちを、全国
植樹祭という素晴らしい機会を通じて発信することができる」と話す内堀知事