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「マイクロフォーカスX線検査装置」((公財)JKA補助事業)導入のお知らせ
このたび、公益財団法人JKA平成27年度補助事業「公設工業試験研究所における機械等設備拡充補助事業」によりマイクロフォーカスX線検査装置が会津若松技術支援センターに整備されましたので、御案内いたします。装置整備の目的
(公財)JKAは、競輪・オートレース事業における売り上げの一部を広く社会還元するため、機械工業の振興や社会福祉公益増進に関するさまざまな社会的課題を解決する取り組みの一環として補助事業を行っています。
会津若松技術支援センターでは、この事業を活用し、マイクロフォーカスX線検査を整備しました。本装置を導入し評価体制を充実させることで、県内で盛んな電子機器関連産業のほか、自動車関連産業や再生可能エネルギー関連産業など幅広い産業分野における品質向上・開発促進を目的としています。
本装置は企業の利用に供し、技術相談、機器解放、依頼試験、研究開発等の技術支援施策に活用します。運用にあたっては複数名の職員が担当し、機器の利用方法を含め、技術的なアドバイスを行っていきます。
福島県ハイテクプラザにおける技術支援施策の中で本装置を利用することにより、技術課題解決の迅速化のほか、製品の高度化、コスト削減、品質の向上など、技術力向上と競争力強化につながります。
装置の用途
本装置は、電子部品や樹脂部品等の内部構造を非破壊観察することができます。ICパッケージの内部検査、実装済みプリント基板のはんだ付け検査等に適しています。
装置の仕様概要
1 装置形式
(株)島津製作所製 SMX-1000Plus
2 装置仕様
① X線発生装置 最大管電圧 90kV(10W)
② 画像分解能 5μm(JIMAチャートを分解)
③ 搭載可能サイズ 350×400(mm) 推奨サンプル高さ90mm以下
④ 積載可能重量 5kg(等分布荷重)
⑤ 検査ストローク 300×350(mm)
⑥ 検出器 フラットパネル検出器
詳しくは、装置紹介ページをご覧ください。
利用料金
平成28年4月設定予定 (詳しくは担当までお問い合わせください。)
備考
機器を利用されたい方は担当までお問い合わせください。
お問い合わせ先
会津若松技術支援センター 産業工芸科
TEL:0242-39-2100 FAX:0242-39-0335