県人会の活動状況
全国各地の福島県人会の皆さんは、福島県の強力な応援団として、様々な機会をとおして県外の方々に情報発信をしてくださっています。そんな県人会の皆さんの活動状況等をご紹介します。
令和4年度
第8回東日本大震災復興支援 講演会 東久留米市福島県人会
4月16日(土)東京都成美教育文化会館にて前福島県博物館館長の赤坂憲雄さんを迎えて「奥会津ミュージアムを創りたい」というテーマで講演して頂きました。
参加者は154人で県人会会員は51人でした。平成の大合併で地域が過疎化と少子高齢化がすすむ奥会津の7つの市町村で箱物などの博物館でなく、そこでくらす人々と自然や文化やなりわいの風景と融合するバーチャルとリアルを実現する世界を奥会津で創りたい、それも来年2023年4月までに創りたいとのお話があり、壮大なロマンに満ちた講演でした。参加した方々からも多くの質問や意見があり充実した講演会となりました。
令和3年度
ふくしまこども寄附金等へ寄付 ふくやま福島県人会
3月9日(水) 広島県のふくやま福島県人会様より、東日本大震災に伴う震災孤児等支援のための福島県こども寄附金と県立只見高校の甲子園出場への御支援としてご寄付を戴きました。
毎年開催されている福山市東部文化フェスタにふくやま福島県人会として出店し、その益金をご寄付くださったものです。
フェスタは新型コロナウイルス感染症対策のため今年も中止となってしまいましたが、それに先立って行った県産品の物販での益金をご寄付くださいました。
会長の阿曽恒夫様よりコメントを戴きましたので、ご紹介いたします。
私達の小さな取り組みが県人会ホームページでの掲載候補との事、面映ゆいところですが若干の紹介をさせて頂きます。
福山市東部文化フェスタは、地元住民のサークル活動発表会をメインとして毎年3月に開催されています。
2012年、福山市役所東部支所、及びまつり実行委員会から、ふくやま福島県人会に対して「東日本大震災からの復興支援」としてイベント参加の意向打診があり、県人会としては、震災と風評被害に対する「負けてたまるか!福島県!!」をモットーに参加を決定したところです。以降毎年、母県の「故郷産品販売&観光PR」を通して復興支援をアピールし、利益金は全て「福島県災害対策本部」「ふくしまこども寄付金」等に寄付をしています。
県産品販売は、可能な限り売上高を伸ばすべく、市職員、及び、まつり実行委員会の方々のご協力による事前予約とイベント本番時の二本立てとして行っています。
2020年、2021年は、コロナ感染防止対策からイベントは全面的に中止となってしまいました。今年も3月のイベント本番は中止となってしまいましたが、2月からの事前予約販売は実施し、その収益を寄附することができました。
今回の売上金額 326,000円 利益金 91、413円
寄付金額 ・ ふくしまこども寄付金へ 41,413円
・ 県立只見高校(甲子園出場)へ 50,000円
新年会 東京福島県人会
1月15日(土) 東京都新宿区のホテルグランドヒル市ヶ谷で東京福島県人会の新年会が開催され、約100人が出席しました。
安斎隆会長(二本松市出身、セブン銀行特別顧問、東洋大学理事長)から、「世界最大の課題は地球温暖化問題であり、対策の重要性を理解してほしい。若い人たちが自分の問題として動き出してくれることを期待する。」と挨拶がありました。(なお、新型コロナウイルスの感染が拡大している状況を踏まえ、食事を囲んだ宴会は取りやめています。)
席上、東京福島県人会より県交通遺児奨学基金協会に対して10万円の寄付金が贈呈されました。
みちのくまほろば会 ~手作り作品展示即売~ 西東京市福島県人会
12月20日(月)~22日(水) 西武新宿線田無駅北口アスタビルの年末大抽選会場にて、みちのくまほろば会(東京電力福島第一原子力発電所事故で被災し、西東京市へ避難している人々の会)と一緒に手作り品展示販売会を実施しました。
会場には県から送付いただいたポスターを展示したほか、観光パンフの配布や観光グッズ(紅白の白河だるま、起き上がり小法師、赤べこのキーホルダー)を一定金額をお買い上げいただいたお客様にさし上げたら大変好評でした。
コロナ禍で年初からの販売会はすべて中止となり、特に7月の日本橋ふくしま館と11月の市民まつりの販売会が無かったことから、みんなで作りだめした商品を再包装し直すなどして販売会に臨み予想以上の売り上げがあり皆さんの励みになりました。
東日本大震災避難者交流会 山梨福島県人会
11月7日(日)甲州・県地場産業センターにて東日本大震災避難者交流会が開催されました。
福島、宮城、茨城の3県から山梨県に避難している23世帯55人が、支援団体の山梨福島県人会と甲府シティロータリークラブから75人が参加し、交流を深めました。
令和2年度
みちのくまほろば会 手作り作品展示即売~ 西東京市福島県人会
12月19日(土)~25日(金)に開催された西武新宿線田無駅北口アスタビル2Fセンターコート大抽選会会場の抽選者出口にまほろば会で3テーブルで手作り品展示販売会を実施しました。
会場には県から送付いただいたポスターを展示したほか、観光パンフの配布や観光グッズ(紅白の白河だるま、起き上がり小法師、赤べこのキーホルダー)を一定金額をお買い上げいただいたお客様にさし上げたら大変好評でした。
コロナ禍で年初からの販売会はすべて中止となり、特に7月の日本橋ふくしま館と11月の市民まつりの販売会が無かったことから、みんなで作りだめした商品を再包装し直すなどして販売会に臨み予想以上の売り上げがあり皆さんの励みになりました。
令和元年度
第45回福島区民まつり~関西福島県人会
地名に同じ「福島」が入っている御縁で、平成22年から毎年参加させていただいており、主に福島県の特産品を通じて福島県の魅力をPRすることで、ふるさとの風評払拭や震災の風化防止とすることを目的としています。
このイベントは、毎年たくさんの福島区民の方々で賑わいます。当日は、福島県産牛串焼きや日本酒の販売を行い、多くの来場者に福島の味を体感していただきました。
牛串は、ジューシーなお肉を炭火でじっくり焼き上げます。来場者からは「美味しいからもう1本」などという声をいただきました。また、日本酒はコップでの販売でしたが、こちらも「すっきりして飲みやすい」などといった声を多数いただきました。
なお、牛串焼きを3本お買い上げいただいたお客様に、白河小ダルマをプレゼントしました。
福島物産展in大井競馬場 東京福島県人会~東京福島県人会
10月14日(月・祝)、大井競馬場(品川区)の特別企画として相馬野馬追の甲冑競馬イベントが開催され、東京福島県人会では、日本橋ふくしま館MIDETTEによる福島県産品等の物産販売の支援や観光PR、そして福島県の復興に関する情報発信を実施しました。
当日は雨が降る中での活動となりましたが、来場者にミニ白河だるまや観光パンフレットを配布し、多くの方に喜んでいただけました。
直前の週末に台風19号による被害が発生したこともあり、ブースにお立ち寄りいただいた方からは、福島県の被害への心配や励ましの声をいただきました。東京福島県人会としましても、福島県の一日も早い被害の復旧・復興を願っております。
『あったか!ふれあい!感謝のつどい』 ~西東京市福島県人会
12月25日(水)に行われました、社会福祉法人 西東京市社会福祉協議会主催の『あったか!ふれあい!感謝のつどい』におきまして、西東京市福島県人会と、みちのくまほろばかいの後藤恭子さんがふれあいあるまちづくりに貢献した地域活動団体として表彰されました。
福島県人会とみちのくまほろば会は、年間を通して毎週火曜日のものづくりとおしゃべり、販売会への出店、歩こう会・カラオケ会・バーベキューの実施や、最大のイベントである市民祭りへの参加など会員相互の交流や会員募集活動などを通して地域福祉貢献活動を実施してまいりました。
来年も継続して活性化を目指して活動してまいります。
(文・写真 西東京市福島県人会)
第42回練馬まつり 練馬区福島県人会
10月20日、当会としては初めて練馬まつりに出展しました。
週末ごとに巨大台風が襲来し、母県でもまた、各地で甚大な被害に見舞われた中、前日までの雨もあがり、当日は久しぶりに晴天でした。
「あなたのそばにある福島。身近にいる県人とのご縁と絆を大切に・・・」をキャッチフレーズに、県人会員募集をしたところ、約70名の福島県出身者や福島県に関心をもってくださっている方がブースを訪れ、30歳代から70歳代まで新たに7名が入会されました。
ブースを訪れた人からは、福島県の台風被害や度重なる災害を案じ、憂える言葉をいただいたほか、県内各地域の話題に花が咲きました。
また、PR品として配布した起き上がり小法師や豆だるま、赤べこキーホルダーなどの民芸品を嬉しそうに手にし、帰られた姿を目にしました。
(文・写真: 練馬区福島県人会)
ふるさと全国県人会まつり2019 東海福島県人会
令和元年年9月7日(土)及び8日(日)の2日間、名古屋市久屋大通公園において、「ふるさと全国県人会まつり2019」が開催され、当県人会もブースを出展し、ステージプログラムに参加するなど、東海地区の人々にふるさと福島県のPRを行いました。
当県人会のブースでは、新鮮な桃をはじめ、家伝ゆべしや薄皮饅頭など福島県を代表する特産品の販売、観光物産PR、並びに当県人会への入会勧誘活動などを積極的に行いました。
今年は2日間とも天候に恵まれ、多数の来場者が当県人会ブースに訪れ、商品を購入されました。
また、今年は福島県の観光PR隊である“HAPPYふくしま隊”を招聘し、来場者をお出迎えしていただいたおかげで、当県人会のブースは集客が多く大盛況でした。
さらに、“HAPPYふくしま隊”は初日のステージプログラムのトップとして元気な歌とダンスショーを披露し、当県人会と福島県の魅力を存分にPRするとともに、会場を盛り上げ、観客から大きな歓声と拍手をいただきました。
ふるさと全国県人会まつりでは、毎回全国各地からゆるキャラ達が参加しますが、今回もキビタンが登場し、来場者との記念撮影に応じ、会場を大いに盛り上げました。
今年は例年にない新たな取り組みが多かったのですが、いずれも好調で、県人会会員相互の親睦はもとより、来場者に福島県の元気を発信できた2日間となりました。
(文・写真: 東海福島県人会)
第15回 鈴木公民館まつり~小平市福島県人会
11月23日、24日の両日、第15回鈴木公民館まつり「復興支援バザーコーナー」に出店しました。
「復興支援」ののぼり旗を立て、売店前にもポスターを展示し、パンフレットを配布する等、福島県の大災害からの復興と、風評・風化防止のための情報発信や観光PR活動を行いました。
また、みしらず柿と漬物の試食、喜多方ラーメンやままどおる、お酒などの県産品の販売をしました。
PR物品の桃ジュースは、美味しいとの評判で品切れとなりました。
猪苗代町の結乃村農楽団も参加し、餅つきをしたほか、お米、みしらず柿、サトイモ、納豆などの販売を行いました。
(文・写真: 小平市福島県人会)
東久留米市市民みんなのまつり~東久留米市福島県人会
東久留米市で行われる秋の行事、「東久留米市民みんなのまつり」に東久留米市福島県人会として出店をさせていただきました。今年で8回目の参加になりました。
昨年と同じ場所で2テントを確保し、「がんばっぺ福島」の横幕を掲げ、福島の震災復興を東久留米市民にアピールしました。
開催は11月9日の土曜日と10日の日曜日です。朝8時30分から出店の準備で店舗の設営と販売品の搬入をしました。前日の雨で心配された天気は土曜日の朝には青空が広がり、翌日もお天気に恵まれた市民まつりとなりました。
初日はまずまずの売れ行きでした。今回の福島産の販売品は福島市からの鈴木養蜂場のハチミツ、県人会で取り寄せた国見町のリンゴ・梨、会津田島や会津坂下、喜多方から仕入れた鰊さんしょう漬け、喜多方ラーメン・味噌桧枝岐そば、えごまドレッシング、今回、初めて南会津町南郷の道の駅「きらら289」から南郷トマトジュースとフキ菓子、石川の納豆など福島ならではの特産品を販売しました。また、県人会の小物つくりサークルで作成したクリスマスツリーやデコレートされたかごが販売され売り上げに貢献しました。
「赤べこの根つけ」を「1000円以上お買い上げの方に差し上げます」の看板を作り販売促進に活用しました。二日目の午前中にはなくなるということで大いに喜ばれました。
二日目も15時過ぎにはほぼ完売となりました。販売と同時に売り子は県人会の法被を着て、テントには福島県の観光ポスターを貼り、のぼりを5本立て、福島県を大いにアピールしました。
(このイベントには福島県人会の会員は両日でのべ50名の参加で盛り上げました。)この市民まつりで新会員が1名入会し会員数が256名になりました。
(文・写真 東久留米市福島県人会)
第31回小平市産業まつり~小平市福島県人会
11月9日(土)・10日(日)の両日、福島、青森、秋田、岩手の4県人会が、「ふるさと物産展」として各県産品を販売しました。天気も晴れたり曇ったりの穏やかな2日間でした。
小平市の商工会と、農協が主催のお祭りで、お買い物を楽しむ来場者が多く、販売品の品切れが多く出ました。
「復興支援」、「小平市福島県人会」ののぼりを立て、販売所前にポスターを掲示した他、ふくしま秋・冬観光キャンペーン2019ガイドブックと、「ふくしまの今が分かる新聞」の配布、桃缶ジュース、お漬物等の試食・試飲、販売を行い、福島県の復興と大災害の風評・風化防止の情報発信や福島の観光PRをしました。
(文・写真 小平市福島県人会)
第19回西東京市民まつり~西東京市福島県人会
11月9日(土)・10日(日)、第19回西東京市民まつりに参加しました。福島県人会とみちのくまほろば会とで連携した出店で今年で4回目です。社会福祉協議会の支援の力も大きかったです。
祭りの目的にも「東日本大震災により被災された方々及び被災地への震」復興への願いを市民まつりを通じて伝えるとともに、地域間の活力向上を目的とする。」とあります。
県人会では今年も亜細亜大ボランティアサークル「細流」の皆さんの笑顔と元気さを発揮頂きました。204枚回収したアンケート調査とパンフ、ティッシュ配布に活躍頂きました。
みちのくまほろば会は毎週火曜日に集合して作る手作り品の会津木綿を使ったマフラー、シャツ・ハートポプリ、頂いた着物生地を利用したバックや小物また、支援者から頂いたリースやバック、人形を販売しました。
都内に避難中の大堀相馬焼の絵付師さん(女性伝統工芸士)による馬の絵かきを実施したところ、多くの方が見入っていました。
県人会は、喜多方ラーメン、会津の美酒(今年から)販売の他、亜細亜大生と一緒にアンケート調査と県人会加入募集活動を実施し新会員を獲得することができました。今後も会員相互の親睦を図るとともに、郷土の発展と社会文化及び地域に貢献する活動を実施してまいります。
(文・写真 西東京市福島県人会)
2019キラリ・まちだ祭~町田市福島県人会
このイベントは、2日間にわたり、集客数3万人と盛大に町田中心街の会場で開催されます。開催の目的は町田市の資源や農産物・商品・サービスをPRし、町田の魅力と活力を知ってもらうことです。
このイベントに私たちは参加し、福島県産の自慢の品々を販売することで、福島に関心を寄せて頂いています。PR物品として赤べこキーホルダー、豆だるまや起き上がり小法師を配布したところ、手にされた方が笑顔になり、会話が弾むきっかけになりました。
これからも福島に関心を持っていただけるよう努めたいと思います。
(文・写真 町田市福島県人会)
第47回小平社協福祉バザー~小平市福島県人会
11月3日(日)、第47回小平社協福祉バザーに出展しました。
復興支援ブースは、東日本大震災以後、主催の福祉協議会が設置してくれたコーナーです。猪苗代町の「農事組合法人 結乃村農楽団」が復興応援に協力参加してくれました。
県人会販売コーナーでは、「復興支援」と「県人会」ののぼり旗を立て、「来て」五連ポスターを並べて「ふくしま」をPR。
福島のお酒、はちみつ、生姜甘口・辛口、笹団子、ままどおる、喜多方ラーメン、ころころたくわん、りょうぜん漬け等を販売しました。県産品を買ってくれたお子様連れのお客様には白河だるまを差し上げました。
試食コーナーでは桃ジュースの試飲、おしんこなどの試食を実施しました。
このほか、福島の観光パンフレット等を配布し、観光PRも行いました。
(文・写真 小平市福島県人会)
第45回越谷市民まつり~越谷市福島県人会
10月27日第45回越谷市民まつりにおいて、平成26年から毎年実施してきた義援金募金活動を実施しました。例年東日本大震災・原発被災に対する募金活動としてきましたが、今年は「福島水害被災義援金募金」と銘打って行いました。
テレビ、新聞などの報道の甲斐もあってか、65,909円を福島県災害対策本部に納入できました。義援金に協力いただいた方には、その額に応じて、米(天のつぶ)、桃ジュース、赤べこキーホルダー、赤べこ根付をプレゼントし、大変好評でした。
(文・写真 越谷市県人会)
第33回久喜市民祭り~埼玉・福島県友会
10月20日(日)好天に恵まれ、142,000人が来場した第33回久喜市民祭りにおいて、福島県産物産展を実施しました。
飯坂のりんご、喜多方ラーメンを中心に地元産玉こんにゃくやフランクフルト等販売を実施しました。
観光パンフや赤べこキーホルダー、赤べこ根付の配布を行うとともに、復興支援のための募金活動も実施しました。
来場者からは、「フルーツライン大好きです」、「福島県応援しています」等の声をいただきました。
(文・写真 埼玉・県友会)
令和元年10月20日 第44回小平市民まつり~小平市福島県人会
10月20日(日)、小平市アカシア通周辺で行われた第44回小平市民まつりに震災復興支援物販ブースと県人会販売コーナーを出展しました。県人会販売コーナーでは桃ジュースなどの試食・試飲を行ったほか、「復興支援」と「県人会」ののぼりを立て、パンフレットを配布するなどして東北の復興と福島の風評・風化に関する情報発信活動を行いました。
震災復興支援物販ブース会場には、喜多方市から若喜商店、福島市、伊達市霊山町の方々が協力参加し、それぞれの県産品の復興応援販売をしました。
福島県の物産としては、お酒、はちみつ、りんご、生姜甘口・辛口、笹団子、ままどおる、喜多方ラーメン、コロコロたくわん、りょうぜん漬け、たまりせんべい等を販売しました。
(文・写真 小平市福島県人会)
東日本大震災復興支援講演会~東久留米市福島県人会
10月19日土曜日の午後1時30分開場2時開演で「原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟」の吉原毅会長を講師に迎え「原発ゼロで日本経済は再生する」という演題で講演をして頂きました。
300名収容する成美教育文化会館で250名の参加者で行われました。お話しの内容は日本の江戸徳川時代から明治維新・戊辰戦争の日本近代化から富国強兵そしてアジアへの経済拡大を推し進めた戦争時代、戦後の高度成長から低成長時代の経過を話しながら、エネルギー政策や経済政策について日本国憲法に沿った国民主権に立ったものに変えていくことが今の不透明な状態にある日本を立ち直すことができると強調しました。具体的には全国に多くの震災・原発事故後に立ち上がった地域電力企業がそれぞれの地域で電力を賄う、地産地消で経済を地域で循環させるという循環型経済システムを作り上げていくことがこれからの日本を変えていく鍵となると語りました。
この間の台風19号による福島県内での 甚大な被害への救援募金を県人会として訴え、79,722円が集まりました。役員会で送付先を決め送りたいと思います。
なお、福島県からの「あかべこキーホルダー」40個は先着順で希望者にお渡ししました。
まだまだ震災・原発事故の復興は終わっていません。引き続き、福島応援のためにがんばっていきたい。
(文・写真 東久留米市福島県人会)
第73回あつぎ鮎まつり~厚木市福島県人会
「あつぎ鮎まつり」は、猛暑の中8月3日(土)、4日(日)厚木中央公園で2日間にわたり行われました。公園では、色々なイベントが催され、厚木市福島県人会からも市民出店村に出店し、郷里の業者より取り寄せた「家伝ゆべし」、「相馬きゅうり漬」、「竹の子にしん」、「十種ミックスうまい豆」、の四種類を販売しました。
購入者に「起き上がり小法師」、「豆だるま(ミニ白河だるま)」、「赤べこキーホルダー」のいずれか一つを進呈しました。これが大きな人気となり、予定より早く完売しました。お客様の中には、「孫のお土産に・・・」と言って嬉しそうに手にして買っていく方もいました。
今後も、厚木市の行事や催しが色々と予定されておりますので、当県人会としては、会員相互の親睦を図るとともに、福島県を積極的にPRして、地元福島の大震災からの一日も早い復興に些かでも寄与できるように頑張ってまいりたいと思っております。
(文・写真:厚木市福島県人会)
第64回とまこまい港まつり~苫小牧福島県人会
8月2日~8月4日の3日間、苫小牧市、若草中央公園で行われた「第64回とまこまい港まつり」に参加しました。今年で21年目を迎えました。
当県人会最大のイベントと位置づけ会員全員で取り組んでいます。年々リピーターが増え、毎年この時期を楽しみにしている市民や近郊からの来場者が多数います。
今年も3日間で福島の桃(あかつき)1箱20玉入り600箱、会員予約300箱の計900箱を販売し、ジュース(桃の恵み)1箱30缶入り33箱販売しました。毎回早めに完売するため遅く買いに来るお客様から残念がる声も聞かれました。
出展ブース内には、震災翌年より、東日本大地震の復興支援の募金箱を設置し、募金活動を実施しています。
震災年は、桃の販売数も若干減少しましたが、翌年より通常の販売数となり、心配した風評被害もなく、我が故郷の美味しい「桃」と「ジュース」を市民に届けています。
福島県の観光パンフレットを毎年配布していますが、今年は特に観光ポスターを店舗前面に掲示し、「白河だるま」を配布し、福島県の観光PRに努めました。
(文・写真: 苫小牧福島県人会)
飯倉夏祭り~福岡ふくしま県人会
8月3日、福岡市飯倉小学校校庭で行われた「飯倉夏祭り」に、福岡ふくしま県人会が「被災地復興支援ブース」として出店しました。
会場には屋台が10店揃い、3,000人程の観客でにぎわっていました。
「被災地復興支援ブース」では、熊本県朝倉市東峰村の物産と福島の桃「あかつき」をメインとして販売しました。大勢の参加者に協力をいただき、売り上げは好調でした。
(文・写真:福岡ふくしま県人会)
県人会東日本大震災・熊本地震被災地復興支援チャリティーイベントまろにえ祭り~東久留米市福島県人会
東日本大震災・熊本地震被災地復興支援のイベントとして7月14日(日)に東久留米市生涯学習センターで、まろにえまつりがおこなわれました。このイベントは8回目になり、東久留米市福島県人会としては7回目の出店で福島県の農産物や加工品を販売しています。今回は連休の真ん中の日であいにくの雨模様の中での販売でした。
昨年は二本松農園の品物を中心に販売しましたが、今年は南相馬市の浜通り農産物供給センターから車で運んだ野菜、ジュース、ドレッシングや、県人会サークルでつくった小物入れのカゴも好評のうち販売しました。
会津からは喜多方ラーメン・エゴマドレッシング・会津味噌などを取り寄せ、販売しほぼ完売という盛況でした。
今回、福島県からPR物品配布物として起き上がり小法師 40個(赤・青各20個)の提供を受け、「1000円以上、お買い上げの方に差し上げます」という看板も作り、県産品の販売に活用しました。
このイベントには東久留米市福島県人会の会員が会場設営、売り子、買い物を含め約50名の皆さんが協力していただきました。本当に助かりました。
来場者からは「福島のエゴマドレッシングほしかった。手に入れることできてうれしい。」といった声があり、また、参加者からも「私の作ったものが売れてうれしい。」といった声が聴かれました。
今回、遠くからも多くの方に買い物に来ていただき今までにない販売でした。
(文・写真 「東久留米市福島県人会」 宇津木繁 様)
「みちのく・まほろば会」の国会議事堂出店について~西東京市福島県人会協力
原発事故から強制的に避難を余儀なくされた人たちとその支援者の集まり「みちのく・まほろば会」が、今年4月から国会議事堂の中に店舗を構え、西東京市福島県人会の皆さんと協力して、私たちが作った小物等を販売しています。
「みちのく・まほろば会」の主な活動は、会員同士の交流、支え合い、経済的自立のための資金作りとしての小物の制作と販売です。
西東京市のお隣、東久留米市の県人会の会員で、会津坂下町出身の国会議員秘書経験者の鈴木信幸さんのアドバイスを受け、国会議員や中央省庁の役人に原発事故の風化防止、県産品に対する風評被害の払拭の大切さをアピールし、福島県復興への政策立案の一助にしてもらうことを狙いとして、日本の政治の中心である国会議事堂の中に福島産品を販売する店舗を出すこととなりました。
小物を作っても安定した売り場を持たなかった私たちにとって、国会への出店は願ったりかなったりでしたが、冒険の意味もありました。
店舗は、参議院内の通称「陸橋下」と呼ばれる貸店舗が並ぶ一角にあり、広さは約8坪です。その4分の1のスペースを提供してもらいました。
店舗のある場所は、一般の人は近づくこともできない場所でしたが、国会議事堂の周囲には国会議員や秘書、衆参両院、国会図書館、中央省庁の出先機関などの職員合わせて常時約6,500人もいるので、市場規模としては決して小さくありませんでした。
出店に先立ち、私と会員数人で国会議員の事務所や省庁の出先機関にあいさつ回りをし、「福島からの避難者です」と自己紹介すると、どこの事務所でも例外なく丁寧な対応をしてくれ、ありがたいと感じました。
期待と不安の中で開店してみると、多くの国会議員、秘書、国会関係者が買いに来てくれました。売れ筋の会津木綿のストールは第1期販売(4月~6月)では30枚も売れ、注文に制作が追い付かないくらいで、会員はうれしい悲鳴を上げています。
高齢化し、閉じ籠りがちとなり、私たちの活動への参加が滞る傾向を見せていた会員たちも、国会議事堂への出店を契機に新たに生きがいを見出したようで、再び活動に積極的に参加してくるようになりました。
国会議事堂への出店は、避難者が積極的に活動をしてその存在を多くの人に知ってもらうことで、原発事故の風化防止、避難者への支援につながることを教えてくれました。
私たちの活動は県人会をはじめ多くの支援者に支えられています。このことを忘れずに、私たちは今後も国会議事堂での販売活動を続けていくつもりです。
(文・写真 「みちのく・まほろば会」会長 後藤恭子 様)
「相模原若葉まつり」~相模原福島県人会
5月11日~12日の2日間、相模原市役所さくら通り一帯を会場として開催される市民まつりに出展、県産品の販売と観光PRを実施致しました。
例年は「さくらまつり」として4月に開催される同イベント、今年は統一選により5月開催となりましたが、200を超える市内諸団体の出展に50万人が訪れる、市民が作るおまつりです。
(相模原市福島県人会のブースの様子)
さて福島と言えばやはり地酒。
その知名度は高く、奥会津から地酒「男山」量り売りは毎年売切れのご好評を頂いており、更に今年はご要望にお応えして瓶販売も実施、こちらも完売でした。
また毎年展開しております福島からの出張販売コーナー。
今年は会津美里町振興公社様にお越し頂き、地酒・ワイン・ぴんぴんころりカレーなどの特産品を試飲&販売、こちらも大変ご好評を頂きました。
福島ご出身という方、親が福島出身、学校の先生が福島など、県にゆかりのある多くの市民の皆様にお立ち寄り頂き、話に花が咲く光景に、遠く相模の国で「ふくしま」を発信し共有することが出来たものと、毎年感慨を新たにしております。
(会津美里町ブースの様子)
(文・写真 相模原市福島県人会)
平成30年度
第18回西東京市民まつりに参加~西東京市福島県人会
平成30年11月11日~12日の2日間、市民まつりに参加しました。
2日間の参加者は県人会員30名、亜細亜大学生8名、大堀相馬焼小野田さんご夫妻2名と県人会最大のイベントです。今回は福島県人会とみちのくまほろば会(*)で各1テントを確保できたことから、県の復興支援・観光PR活動、下郷町から仕入れた物販、喜多方ラーメンの販売、まほろば会の手作り品の販売、相馬焼の絵付け実演(色紙)等を実施することができました。
(西東京市福島県人会ブースの様子)
復興支援の観点から福島県からの依頼の「福島県に対するアンケート調査」では今回も亜細亜大生の皆さんの積極的な声掛けにより400枚ものアンケートを回収することができました。亜細亜大生の皆さんにはアンケート用紙の不足の際の印刷、観光パンフとの組み合わせやお礼のお菓子の配布などすべてお任せすることができました。アンケートに参加くださった亜細亜大生の皆さん、県人会の皆様の明るい活動に感謝です。
(亜細亜大生の皆さん)
(文・写真 西東京市福島県人会 平成30年度「チャレンジふくしま応援隊」情報発信事業の取組として実施されたもの)
(*)みちのくまほろば会
2013 年9 月に設立。東日本大震災で被災して西東京市に避難している方々が、避難した地域でも前向きに力強く再出発するための一助として、おしゃべりサロンや手作り品製作などの活動を市民の人たちと一緒にしている。