平成26年度_南会津
移動知事室 「ふくしま復興訪問」平成26年度 南会津地域の概要
・ 開催月日 平成26年6月13日(金曜日)
エコ・パークやってみっ会(只見町ブナセンター) (只見町大字只見)
平成26年6月12日、只見町全域および檜枝岐村の一部について、国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)が実施する生物圏保存地域(ユネスコエコパーク)事業において「只見ユネスコエコパーク」として東北地方で初めて登録されることが決定されました。
只見町ブナセンター(ただみブナと川のミュージアム)を視察し、センター職員からエコパークの概要等について説明をいただきました。
つづいて、エコパークの活用により只見町を活性化し元気にしていくことを目指して活動をしている「エコ・パークやってみっ会」の佐藤代表らと懇談しました。
佐藤知事は、「これからは保護と活用のバランスが大切。他の地域の見本となる活性化となるように、我々も一生懸命やるので、皆さんも知恵を出してほしい。」と述べました。
南郷トマト生産組合(南会津町宮床)
南郷トマト生産組合は、地域団体商標に登録された「南郷トマト」を南会津町、只見町及び下郷町で生産している組合で、雪室予冷庫等の選果施設を整備し、全国有数の高品質な夏秋トマト産地として確固たる地位を築いています。
原発事故による風評や新潟・福島豪雨災害による出荷量減少にも負けずに、地域一帯となって産地づくりに努めています。
JA会津みなみ職員から産地概要、選果場・雪室など施設の説明を受けた後、馬場組合長ら組合員の皆さんと懇談しました。
佐藤知事は、「県としても農産物のブランド化、付加価値を高める研究に力を入れたい。福島県の営業本部長として、全力で頑張っていく。」と述べました。
前沢曲家集落(南会津町前沢)
南会津町前沢区では、平成23年6月に前沢曲家集落が国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されたことを機に、歴史的景観の保全や交流人口の拡大等を図り、地域の活性化に積極的に取り組んでいます。
小勝区長から集落内の案内、説明をいただいた後、前沢交流館にて集落の住民の方と懇談しました。
佐藤知事は、「日本全体で一極集中が進んでいるが、こうした地域の文化、伝統を伝えなければならない。来年、本格的なデスティネーションキャンペーンでも、この宝物をPRしたい。」と述べました。