平成25年度 保健福祉
平成25年度 保健福祉に関すること (県民提案・回答)
動物愛護について |
(提案)私は今、保健所による動物殺処分ゼロに向け、署名活動を行っています。苦しみながら殺処分される犬や猫たちがいると思うとつらいです。 殺処分ゼロが現実になってほしいと願っています。せめて、安楽死にはできないでしょうか。 犬や猫を捨てに来た無責任な飼い主から簡単に受理しないで、どうしても受理する場合は、安楽死に要する経費としてお金を聴き取るしてください。 保健所による譲渡可能な犬たちはインターネットで閲覧できますが、もっと沢山の方たちに情報を広めるよう市政だよりに掲載したり、定期的譲渡会を開催したり、一匹でも多くの犬や猫たちが幸せになれるよう切に願います。
(2013年4月15日 30代 女性) |
(回答)この度は、動物愛護について御提案をいただきましてありがとうございます。 御提案にございました犬及びねこの殺処分につきましては、年々その数は減少しているものの、本県において平成23年度は約3500頭の殺処分を行っております。また、その方法につきましては、環境省の「動物の処分方法に関する指針」に基づいた安楽死処分方法の一つである炭酸ガスを用いております。その際には、動物が苦しまないよう綿密に配慮しながら実施しております。 殺処分数につきましては、平成20年3月に定めました「福島県動物愛護管理推進計画」において、平成18年度を基準値として、10年間で引取り数を30%減少させるとともに、譲渡数を2倍に増加させることにより、結果として殺処分数を半減させるよう努めているところです。具体的な施策としては、飼い犬のしつけ方教室や各種広報媒体による適正飼養の啓発、ホームページによる収容動物情報の提供等を行っております。
また、飼い犬・ねこの引き取りについては、終生飼養ができない理由や他の引取り手の有無等を確認の上、真にやむを得ないものと認められる場合に限り行うものとし、申請者に対し繁殖制限措置の必要性等を厳重に説諭しております。御提案にございました飼い犬・ねこの引取り手数料につきましては、安易な引取り申請を防ぐため、成犬では1頭につき2,000円、子犬やねこについてもそれぞれ金額を設定して聴き取るし、その財源で適正飼養の啓発を行っているところです。 今後も皆さんからの御意見等を伺いながら、福島県における動物愛護行政の推進に努めてまいりたいと考えておりますので、御理解と御協力をお願いいたします。
(2013年4月23日 保健福祉部 食品生活衛生課 電話024-521-7245) |