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平成29年度 県民提案・回答 地域振興、地域政策に関すること

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年2月26日更新

平成29年度 県民提案・回答 地域振興、地域政策に関すること

平成29年5月8日 福島イノベーション・コースト構想で、津波避難安全対策の観点から、企業等に救命艇の設置を進めるとともに,救命艇製造企業を誘致すべき

福島イノベーション・コースト構想で、津波避難安全対策の観点から、企業等に救命艇の設置を進めるとともに,救命艇製造企業を誘致すべき

(提案)

 福島県イノベーション・コースト構想を始めから注目しているが、そもそも東日本大震災からの浜通りの復興構想なのだが、大事な視点が欠けている。それは災害大国の日本なのに誘致企業や地元企業や教育施設への津波避難安全対策である。例えば、公園や学校等の公共施設や企業には児童・生徒及び従業員の生命を守る「救命艇」を設置すべきだろう。そこで、オール福島による救命艇製造企業が欲しい。出来るはずだ。内堀知事も「希望へ向かってみんなでチャレンジ」と述べているではないか。救命艇のニーズは世界中にあるし、国内メーカーは少なく採算性もあると思う。救命艇はレンタル方式にすると資産計上なく損金扱いになるからレンタル希望企業数も増えるだろうし、何より、地元雇用と安全対策としてなくてはならない企業に成ろう。こうした安全対策に特化した企業を配置した上で、福島県イノベーション・コースト構想は改正特措法も包摂した魂の入ったプロジェクトになろう。以上
                (平成29年5月8日 50代 男性)

(回答)

 このたびは、福島イノベーション・コースト構想に関して、県民提案をいただき、ありがとうございます。
 本構想においては、廃炉研究開発、ロボット研究・実証、情報発信拠点(アーカイブ拠点)も含めた国際産学連携等の拠点整備を始め、環境・リサイクル分野、再生可能エネルギー等のエネルギー分野、農林水産分野に係るプロジェクトの具体化、新産業創出に寄与する実用化開発等の支援に取り組むとともに、被災自治体のまちづくりとの連携に留意しつつ、これらを中核とした関連産業の集積や人材育成、周辺環境整備等を進め、浜通りの広域的かつ自立的な経済復興に向けて取り組んでおります。
 現在、JAEA関連施設、ロボットテストフィールド、国際産学官共同利用施設など、構想に掲げる拠点施設が順次具体化している状況にあります。
 今後も、いただきましたご意見を参考とさせていただきながら、取組を着実に進め、関連産業の集積を図るなど、国、市町村、関係機関等と連携し、産学官一体となって、構想の推進に努めてまいります。
                (平成29年5月23日 企画調整部 企画調整課 電話番号024-521-7853 )

 救命艇製造企業の誘致について、ご提案ありがとうございます。
 県では、戦略的に企業誘致を展開しており、地域経済への波及効果が大きい産業について、産業集積の核となる企業の誘致に取り組んでおります。
 イノベーション・コースト構想では、ロボット産業等の産業集積を重点的に推進することとしており、輸送用機械関連産業である救命艇製造企業については当該構想には位置づけられておりませんが、輸送用機械関連産業は本県企業誘致の重点業種の一つであり、今後とも業界動向の十分な把握に努めながら、企業誘致に取り組んでまいります。

                (平成29年5月23日 商工労働部 企業立地課 電話番号024-521-7916 )

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