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平成30年度 県民提案・回答 道路、河川など土木に関すること

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年2月25日更新

平成30年度 県民提案・回答 道路、河川など土木に関すること

平成30年8月12日 避難者住宅の再利用について

平成30年6月4日 海外の都市を参考として歩行者優先のまちづくりについて

避難者住宅の再利用について

(提案)

 現在、「福島第一原子力発電所」や「中間貯蔵」の仕事を行う会社に勤務しています。
 とにかく通勤時間が掛かります。とにかく通勤道路が混雑しています。小名浜辺りからの通勤の人だと、片道2時間、植田や勿来からだと、更に時間が掛かります。暑い装備や服装で仕事をして、帰宅してからの洗濯と食事、あっという間に就寝時間に。なによりも歯医者やちょっとした通院で医者に行きたくても時間外でやっていません。1日4時間、ただ渋滞にはまり無駄に長い拘束時間が発生しています。そこで、提案です。
 避難者用に使っていた住宅で再利用可能なものを復興事業で働く者のために富岡か広野辺りに設置して格安で賃貸してくださると助かります。横になって寝れて、洗濯が出来て、シャワーが浴びられる。それだけで十分です。
           (平成30年8月12日 40代 男性)

(回答)

 避難者住宅の再利用について、御提案ありがとうございます。
 避難者住宅(応急仮設住宅)は、大規模災害時の応急救助のために期間を限定して建築した仮設の住宅ですので、耐久性や防火性能が通常の住宅より緩和されており、役割を終えれば速やかに撤去することとなっております。
 このため、県がこれを移設し貸し出すことはしておりません。
 なお、避難者住宅を撤去する前に、市町村及び産業振興又は地域振興に寄与すると県が認めた企業等を相手方として、住宅を解体・運搬する費用を負担することを条件に、無償譲与する公募を行っており、広く相談を受け付けております。ただし、再利用には、新たに建設される建物として、法律に基づき手続きや許可が必要となります。
           (平成30年8月31日 土木部 建築住宅課 電話番号024-521-8187)

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海外の都市を参考とした歩行者優先のまちづくりについて

(提案)

 低炭素かつ住みやすい都市をエコリバブルシティと定義して発展中のアメリカ・オレゴン州ポートランド市。人口約63万人のオレゴン州最大の都市である。環境配慮のまちづくりや公共交通の発展などに注目が集まり車社会から歩行者優先のまちづくりへの転換をいかに実現させてきたのかを知るのも福島県復興や都市計画などに参考になるだろう。勿論、1970年から2015年にかけ人口が約25万人も増えたポートランド市の政策はそのまま福島県には当てはめるのは難しいけれども、理念や考え方を共有することから新たなアイデアが浮かんでくると思います。海外行政視察を提案します。終
           (平成30年6月4日 50代 男性)

(回答)

 海外の都市を参考とした歩行者優先のまちづくりについて、御提案ありがとうございます。
 現在、県では、各市町村が策定する立地適正化計画の策定を促進するととともに、「歩いて暮らせる新しいまちづくりビジョン」に基づく施策を実施するなど、コンパクトシティの実現に向け取り組んでおります。
 御提案のとおり、海外における先進的事例の理念や考え方を学ぶことは、本県の復興やまちづくりの推進に有効であると考えられますが、渡航費用等の問題もありますので、当面は国やインターネットを通じてこれらの情報を収集することにします。
           (平成30年6月18日 土木部 都市計画課 電話番号024-521-7508 )

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