No.158(令和5年7月13日発行)
~・~・~ も く じ ~・~・~・~・~・~・~・~
1 令和4年度うつくしま県民意見公募の実施状況について
2 県民提案について
3 県民の声ミニアンケートの結果について
4 県庁見学について
5 県政相談・交通事故相談のご案内
6 知事定例記者会見生中継のご案内
7 編集後記
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1 令和4年度うつくしま県民意見公募の実施状況について
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パブリック・コメント(うつくしま県民意見公募)は、県の重要な施策に
関する計画、条例案等を立案する過程で、その趣旨や原案、参考となる資料
等を公表し、それらに対して提出された県民の皆さんの意見等を検討し反映
させる制度です。
ここでは、実際にどのような公募があったのか、昨年度の実施状況につい
てご紹介します。
令和4年度の実施件数 19件
※ 内訳
(1)県の総合計画並びに県行政のそれぞれの分野における施策の基本方針
及び基本的な事項を定める計画の策定または改定に関するもの
(第3条第1項第1号関係) 16件
(2)県民生活に密接に関連する重要な施策及び手続を定める条例の制定ま
たは改廃に関するもの(第3条第1項第2号関係) 1件
(3)県民等に義務を課し、または権利を制限することを内容とする条例
(地方税の賦課徴収並びに分担金、使用料及び手数料の徴収に関する
ものを除く。)に関するもの(第3条第1項第3号関係) 2件
(4)その他実施機関が必要と認めて行うもの(第3条第2項関係) 0件
詳細については、以下のホームページをご覧ください。
https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/01010e/koucho-public2022.html
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2 県民提案について
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県では、新たな制度の創設や事業の実施など、県政に関する皆さまからの
建設的なご提案を募集しています。
http://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/01010e/kenmin-koucho7-039-1.html
ここでは、県民の皆さんからお寄せいただいた「県民提案」の内容につい
て、一部ご紹介します。
【提案内容】
『福島県全体での電子図書館化について』
郡山市、伊達市が電子図書館を導入済で、福島県立図書館も電子図書館導入
を検討との記事を拝見した(2021/12/6のネット記事)。 しかし、財政に余裕
がない市町村は予算の都合上、電子図書館はおろか図書館自体のサービス向上
も厳しいのが現状。福島県も県と市町村の共同の電子図書館化を希望する。
なお、長野県は県と市町村の合同の電子図書館制度「デジとしょ信州」を導
入済で、過疎地でも電子図書館の利用が可能。福島県も類似した制度を導入で
きないか。
福島県は一部の市町村を除き交通インフラが脆弱で、特に過疎地は買物も含
め生活が不便。交通手段のような物理的サービスの充実より電子化、システム
化のようなサービスの方が実現の敷居は低いと思われる。
私は数年前に東京から福島県に移住したが、地域の図書館サービス(蔵書含)
が充実しておらず、専ら別市町村の図書館を利用。一応、県立図書館の蔵書は
居住自治体で貸出手続は可能だが、蔵書を手に入れるのに時間を要するため
殆ど利用していない。各市町村の図書館にサービス向上を求めるより県全体で
取組した方が効率的と考える。
地方移住検討の際に図書館サービスの良し悪しを検討材料に含める人は極少
数だろうが、いざ移住すると図書館サービスが非常に脆弱だと結構不便と実感
した。地方は東京と比較して本屋が少なく且つ本の取扱数も少ない。せめて図
書館で本の中身を確認したい。そのため県の全市町村に電子図書館が導入され
ているのは移住場所を検討する際に多少はアピール材料となるのではないか。
【県からの回答内容】
福島県全体での電子図書館化について、ご提案ありがとうございます。
電子書籍サービスにつきましては、いつでも、どこにいても書籍を利用する
ことができる、新たな図書館サービスとして期待されていることから、現在、
県立図書館においても、導入に向けた調査研究を進めているところです。
また、県・市町村協働の電子図書館につきましては、図書館未設置町村の住
民を始め、すべての住民へのサービス向上につながることから、併せて今後検
討の必要がある課題の一つと考えております。
引き続き、県立図書館として行うべき今後のサービスのあり方を整理しなが
ら、電子書籍サービスの導入に向けた研究を進めてまいります。
(教育庁社会教育課)
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3 県民の声ミニアンケートの結果について
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県では、県民の皆さんの意識やニーズを県政に反映するため、県広報誌
「ゆめだより」を活用した「県民の声ミニアンケート」を実施しています。
ここでは、アンケート(令和5年4月実施)の結果についてご紹介します。
【 アンケート内容 】
Q あなたは、事故による脳外傷や脳血管の病気を原因とする「高次脳機
能障がい」を知っていますか?
【 回答結果:有効回答者数 468人 】
(1)聞いたことがあり、どのような障がいか知っている。154人
(2)聞いたことはあるが、どのような障がいか知らない。200人
(3)聞いたことがない。 114人
【「高次脳機能障がい」とは 】
脳に損傷を受けると、記憶障害や注意障害、遂行機能障害、社会的行動障
害などの症状が現れ、社会生活に支障をきたします。これらを高次脳機能障
がいと言います。
この障がいは分かりづらいこともありますので、もしかしたら…とお悩み
の方はご相談ください。
福島県高次脳機能障がい支援室 024-934-5680
これまでに実施したアンケートの結果については、以下のホームページをご
覧ください。
http://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/01010e/koucho1-453.html
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4 県庁見学について
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県では、県民の皆様に県庁を身近に感じてもらうとともに、県や県政への
理解を深めていただくために、県庁見学の案内を実施しています。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、基本的な感染対策にご協力のうえ、
お申し込みください。
(1)見学可能日時
月曜日から金曜日(祝日、年末年始を除く)の
午前9時から12時までの間と、午後1時から4時までの間です。
※所要時間は1時間程度です。
(2)受入人数
見学人数は、おおむね10人以上でお願いいたします。
※小・中学校の少人数の見学については、お問い合わせください。
(3)見学箇所
見学箇所は、県議会議場、県民ホールです。
(庁内の状況などにより、見学箇所が異なる場合があります。)
県庁見学にあわせて危機管理センターを見学することも可能です。
危機管理センターの見学については、
危機管理課(電話 024-521-8497)へお問合せください。
(4)予約方法
希望日のおおむね1か月前までに見学申込書に必要事項を記載のうえ、
FAXまたはメールにより県民広聴室へお申し込みください。
確認後、見学の受け入れの可否等について、連絡を差し上げます。
(5)その他
見学者には、案内パンフレット「みなさんの県庁」を配付しています。
詳細については、以下のホームページをご覧ください。
○県庁見学について
https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/01010e/koucho4-002.html
○危機管理センターの見学について
https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/01010a/kikikanricenter.html
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5 県政相談・交通事故相談のご案内
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県では、県民の皆さんが抱えている様々な問題について、専門の相談員が
面接や電話等でご相談に応じています。
○県政相談
県政に関する相談や要望などをはじめ、県民生活に関わることについて
のご相談をお受けします。
【県庁 県政相談コーナー(県民広聴室内)】
・フリーダイヤル 0120-899-721(県内のみ利用可)
・電話 024-521-7017
【県合同庁舎内県政相談コーナー】
郡 山:県中地方振興局県政相談コーナー 0120-899-722
※県南地方にお住まいの方からの電話相談は、県中地方振興局
又は県庁で受け付けます。
会津若松:会津地方振興局県政相談コーナー 0120-899-724
※南会津地方にお住まいの方からの電話相談は、会津地方振興局
又は県庁で受け付けます。
い わ き:いわき地方振興局県政相談コーナー 0120-899-727
※相双地方にお住まいの方からの電話相談は、いわき地方振興局
又は県庁で受け付けます。
※相談時間:月曜~金曜(祝日・年末年始を除く)
9:00~12:00、13:00~16:00
○交通事故相談
交通事故の被害者や加害者になったときにどうしたらよいか、損害賠償
や示談の仕方などの相談をお受けします。
【県庁 県政相談コーナー(県民広聴室内)】
・電話 024-521-4281
※相談時間:月曜~金曜(祝日・年末年始を除く)
9:00~12:00、13:00~16:00
詳細については、以下のホームページをご覧ください。
http://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/01010e/koucho2-002.html
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6 知事定例記者会見生中継のご案内
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県では、原則として毎週月曜日午前10時より、ホームページで知事の
定例記者会見を生中継しています。
知事自ら県政の運営や取組について説明するとともに、新たな重要施策や
復興に向けた取組等について発表を行います。
知事定例記者会見は、以下のホームページからご視聴できます。
https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/chiji/
記者会見の日程は変更になる場合もありますので、上記ホームページでご
確認ください。
◆お問合せ先 県庁広報課 電話:024-521-7012
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7 編集後記
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メールマガジン「“かけはし”ふくしま。」をご愛読いただきありがとう
ございます。
7月に入り、県内でも気温30℃以上の真夏日が多くなってきました。
今年もこまめな水分補給など熱中症の予防が大切な夏となりそうですね。
今年度に入り、県では、福島県総合情報誌「ひとつ、ひとつ、実現する
ふくしままっぷ」を、県クリエイティブディレクター箭内道彦さん監修の
下、アートディレクター寄藤文平さんのデザインにより作成しました。
この「ひとつ、ひとつ、実現する ふくしままっぷ」を活用して、県内外
の多くの皆さんに、ふくしまへの思いを巡らせていただきたいです。
詳細については、以下のホームページをご覧ください。
https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/01010d/fukushima-nmap.html