第22回新潟・福島・山形三県知事会議
第22回新潟・福島・山形三県知事会議
この会議は、隣接する三県(福島県、山形県、新潟県)が共通の課題等について意見交換を行い、相互の連携と協調を保ちながら、それぞれの地域の振興を図ることを目的に行われているものです。平成24年度までは隔年開催でしたが、東日本大震災への対応等これまで以上に三県が連携を密にし、迅速かつ適切に対応することが必要であることから、平成25年度の第19回会議から毎年開催となりました。
今年度は山形県において「第22回新潟・福島・山形三県知事会議」が開催されました。
○開催日
平成29年9月7日(木)
○会場
伝国の杜(山形県米沢市)
○会議の概要
(1)要望・協議事項
- 東日本大震災への対応等について
- 総合的な交通ネットワークについて
- 再生可能エネルギー導入のための送電網の充実について
- 自転車によるインバウンド等の観光振興について
- 雪と日本酒を活用した観光振興について
- 「道の駅」の連携について~無料区間の高速道路整備を契機として~
- 地方空港の連携による観光振興について
- 障がい者芸術活動推進に向けた連携について
(2)報告事項
- 三県共同研究開発事業について
- よりよい景観形成のための情報交換の実施について
- 県外避難者の「心のケア」に向けた取組について
- 三世代同居・近居の促進について
(3)次回開催県
新潟県
【知事会議の様子】 【会議終了後の集合写真】
再生可能エネルギー導入のための送電網の充実について、新たに国へ要望することを始め、被災者支援や風評払拭・風化防止対策を含む東日本大震災への対応や、総合的な交通ネットワークの整備など、3項目について国に要望することが合意されました。
また、三県の様々な魅力を活かし、連携して観光振興に取り組むことなど、各事項について協議しました。
(4)視察
(有機エレクトロニクスイノベーションセンター、スマート未来ハウス、上杉神社稽照殿)
【有機エレクトロニクスイノベーションセンター】 【上杉神社稽照殿】
会議に先立ち、米沢市内にある山形大学の有機エレクトロニクスイノベーションセンターや上杉神社などを視察しました。