ふくしまユニバーサルデザイン事例集-人に優しい食器の開発について紹介します
印刷用ページを表示する 掲載日:2013年12月1日更新
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製品の開発
人にやさしい食器を追求
福島県ハイテクプラザ会津若松技術支援センターは、ユニバーサルデザインを取り入れた製品開発を支援しています。誰にでも使いやすい木製漆塗りスプーンを開発したほか、食器などにユニバーサルデザインを取り入れるための製作マニュアル作成にも取り組んでいます。
試作品で食事をする 消費者モニター
木製漆塗りスプーンは、誰にでも使いやすいよう、重さ、柄の角度などを工夫しました。仕上げ前には、お年寄りが試作品をモニタリングしています。こうして完成したスプーンは軽量で持ちやすく、口当たりも柔らかい逸品です。また、漆には殺菌作用があるため安心して使用できます。
期待が高まるUD型食器
ユニバーサルデザインの可能性をさらに広げるため、同センターは現在、食器など様々なテーブルウェアについて、重量・形状などのデータを集めています。これらのデータを元に研究を進め、数年後には「UD型製品製作マニュアル」を作成し、広く生産者に活用してもらう予定です。