地球探検 ベナン共和国 吉岡由佳梨隊員 2
その2
私の好きな食べ物を紹介します。
辛い油のソース
私の朝ごはんは「アタシ」と呼ばれる豆ごはんです。 一見、日本のお赤飯に似ていますが、ご飯に塩を入れて炊き、辛い油のソースをかけて食べるので味はかなり違います。
豪華な「アタシ」
子供や女性が好んで食べます。毎朝、職場や学校前に荷物を頭に乗せた売り子が来ます。この写真はかなり豪華な方で、普段はおかずはつきません。
イニャムピレー
ベナンの中部でよく食べられます。皮をむいてふかしたイニャムという芋を杵でついてお餅のようにしたものを、ピーナッツの辛いソースと一緒に食べます。
イニャムピレー用の杵臼
中部の一般家庭にはイニャムピレー用の杵臼が一家に1セットは必ずあり、お客さんが来た時やお祭りの時にみんなでつきます。
オクラのソース
意外ですが、オクラはアフリカ原産で、日常的に食べられています。写真のようにソースにしてご飯にかけて食べます。
クリスマスにいただいた食事
豆もよく食べられます。これはクリスマスにいただいた食事です。バンズゥーという煮豆に鶏肉が入っています。上にガリと呼ばれる白い粉をかけて食べます。ガリはキャッサバという芋から作られます。ご飯にもかけますし、ガリを水に溶いたものをパンと一緒に食べたりもします。
私の好きなおやつを紹介します。
コニカダというおやつです。
ピーナッツに砂糖とレモン汁を絡めて煮詰めたものです。甘くておいしいのでついつい買い置きして食べてしまいます。
たまにココナツを使ったものもあります。
アボクンというおやつです。
トウモロコシとピーナッツを蒸した、素朴なおやつです。左下の袋に入ったココナツと一緒に食べます。
扇ヤシの根です。
これもココナツと一緒に食べます。食感が繊維質で、甘くない干芋のようです。
クスクスやワサワサ(キャッサバの粉)等の穀類を混ぜたヨーグルト
アフリカでヨーグルトが日常的に食べられていることは意外でした。砂糖をたっぷり入れ、クスクスやワサワサ(キャッサバの粉)等の穀類を混ぜていただきます。クセになるおいしさで、暑い日は氷入りの冷えたヨーグルトをボウルで何杯も食べてしまいます。
果物屋さんです。
この国ではおいしいパイナップルが買えます。なんと、芯がないので、皮をむいたらそのまま丸ごと食べられます。しかもすごく甘いです。私は毎日2つは食べていますが、不思議と飽きません。貴重なビタミン源です。
バナナを出荷するタクシーです。
このように車体の2倍程度の過積載はあたりまえです。この仲間にオレンジを満載したタクシー、パイナップルを満載にしたタクシーもあります。