地球探検 フィジー共和国 後藤祥与隊員 2
フィジー便り
フィジーの祝日と文化~10月~
10月10日はフィジーデー1970年10月10日に、フィジーはイギリスから独立しました。毎年この日は独立記念日(祝日)として、国内各地でイベントが行われています。 任地のシンガトカでも毎年恒例のビリンビリ(BiliBili※1)レースという、伝統的な竹製のいかだを使った競技や、カヌーレースがシンガトカ川で行われています。 ※1 フィジー語はB・D・G・Qの前に「ン」の見えない発音が入り、このような読み方をします。 |
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レースを待ちわびる地元の人々 | |
インド人の新年祝い、ディワリディワリデーはヒンドゥー教の新年のお祝いで、インド人が半数近く占めるフィジーでも祝日です。別名「光のフェスティバル」とも呼ばれ、10月末から11月初め、インド暦の第7番目の月初めの日、に行われています。2014年は10月23日でした。 ヒンドゥー教の家庭では、ディワリ前後になると花火を打ち上げたり、爆竹を響かせたり、家を電飾したりと賑やかになります。また、この時期に買い物をすると縁起が良いとされ、多くの店でセールが行われます。 当日は、伝統衣装を着て、たくさんの伝統料理やお菓子を作り、近所や知人に振舞います。私は同僚の家に遊びに行きました。楽しく過ごす様子は、日本の正月やクリスマスのようだし、お菓子を求めて近所の子供たちが家々を訪ね歩く様子は、ハローウィーンのようです。 一方で、12月~1月初めは、民族や宗教に関係なくクリスマス、ニューイヤーモード一色となっていました。 | 同僚の家にて |
フィジー人の家にホームステイした時の写真 |
後藤 祥与 平成26年度1次隊 栄養士 シンガトカ病院