地球探検 フィジー共和国 後藤祥与隊員 5
フィジー便り
集団健康教室 病院にくる高血圧や糖尿病の外来患者さん、巡回先の小学生を対象に集団健康・栄養講話のサポートをすることは普段の活動のひとつです。人手不足の時には私からお話しさせていただく機会がありますが、子供から大人まで、発音の悪い英語にしっかりと耳を傾けてくれます。 今年もあと2か月となり、病院内、院外での活動も減ってきて、スタッフや同僚はお休みモードになりつつあります。 |
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(小学校にて) 日本人=海外のお客さんという感覚のため、反応は良いものの、静かにまとめるのは大変です | |
交通事情から垣間見る、心と時間の余裕 フィジーのバスには、主にメインの市や町をつなぐ高速バスと各地停車のローカルバスがあります。ローカルバスには、バス停や時刻表というものがほとんどありません。 フィジーで見る大抵の乗用車は、日本からの中古車で、各家庭が車を所持しているわけではなく、電車も通っていません。そのため、自然とお互い助け合うようになったのではないかと思います。混雑したバスの中では、学生や男性が率先して立って女性や海外から来た人に席を譲ったり、立っている人が大荷物を持っている時には座っている人がその荷物を持ってくれたりします。 | ローカルバスの様子(窓がないバスも多い) |
フィジー人の家にホームステイした時の写真 |
後藤 祥与 平成26年度1次隊 栄養士 シンガトカ病院