地球探検
フィジー便り
フィジーで2番目に大きな島、バヌアレブ島への旅行記
ランバサ町 バヌアレブ島へは、本島のナンディ国際空港から飛行機で向かいました。降り立った場所は、この島で一番大きな町ランバサ。ランバサ空港から車で20分ほどのところにメインタウンがあります。 人口の7割はインド人で、海外からの観光客はほとんどおらず、ローカルの人々の活気に満ちた町です。町周辺には、さとうきび畑や製糖工場を見る事ができます。製糖工場の稼働時期には、甘い香りが町を漂っています。同じ国でも、場所によって雰囲気が違う事を感じられた事はとても新鮮でした。 また町の散策だけでなく、同職種である栄養士隊員の協力のもと、バヌアレブ島と周辺の病院やヘルスセンターを管轄している北部保健局や、ランバサ病院を見学しました。私の活動先から外に出て見るこの国の保健医療事情は、大変勉強になりました。 | 工場までのレールを走るさとうきび列車。
|
土曜日、ランバサ川の脇で魚を売っています。フィジーのマーケットでは、子供もよくお手伝いしています。 |
サブサブ町 2日目はランバサをバスで発ち、サブサブという町へ向かいました。 フィジーというと南国=海のイメージですが、標高の高い深緑の山々もあります。バスの途中は山道を通過するため、壮大な山々を眺めることができます。2時間半ほどすると、海が見えてきて、サブサブに到着します。 サブサブは、ランバサとは反対で、フィジー人が人口のほとんどを占め、町も小さく、雰囲気の違った良さがあります。 町の目の前は、ヨットハーバーがあり、世界各地から停泊しているヨットときれいな青い海を眺める事ができます。町並みはどことなく西洋風ですが、日本の港町の雰囲気にも似ているような気がしました。 少し歩くと、サブサブホットスプリング(温泉)があります。日本のように湯船に浸かるという習慣はないため、料理(食べ物の加熱元)に使われています。 サブサブの病院も散歩がてら外観のみ見学してきました。この町でも、同期のボランティア隊員にお世話になり、ガイドブック片手の私一人では、知らないローカルの事を少し知る事ができました。 | ヨットハーバーは晴れるととてもきれいです。 |
サブサブホットスプリング。右手前には、ローカルの人々が蒸すために食べ物が入っているであろう袋を置いていました。 |
後藤 祥与 平成26年度1次隊 栄養士 シンガトカ病院