霞ヶ城県立自然公園
印刷用ページを表示する 掲載日:2013年12月1日更新
【主な見どころ】
福島県中通りに位置する二本松市にある自然公園。二本松駅より北へおよそ1キロメートルに位置する霞ヶ城跡を中心とした付近一帯と、市中心部から東方約3キロメートルにある安達ヶ原一帯の2地域からなる。
霞ヶ城跡付近一帯は、霞ヶ城本丸を中心とした三角錐状の孤立峰と、その周辺の丘陵と、いくつかの谷によって形成され、起伏の多い地形になっている。
公園内ではアジサイや、ツツジとさまざまな花が咲き乱れ、また毎年10月1日から11月23日まで絢爛豪華な菊人形まつりの会場となり、全国からたくさんの人々がやってくる。
【動植物】
公園内には、アカマツ、サクラ、カエデなどがあり、さらに昭和初期にはスギの植林が行われ、美林を形成している。霞ヶ城公園内には樹齢370年を超えるアカマツがあり、傘のように広がっていることから「笠松」と呼ばれている。
指定植物としては、ウメバチソウ、ヤマホタルブクロ、キキョウ、レンゲツツジ、ショウジョウバカマの4科5種がある。
園内には種々の野鳥類がすみ着き、多くの留鳥をはじめ夏鳥としてオオルリやオオマシコ、サンコウチョウ、コサメビタキなどが渡来し夏期は野鳥観察の絶好地となる。
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