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南湖県立自然公園

印刷用ページを表示する 掲載日:2013年12月1日更新

【主な見どころ】
 福島県南部の白河市内に位置し、白河駅南方約2キロメートルにある南湖公園と、東方にある白川城跡の2地区からなる。
 南湖は、享和元年(1801年)に、那須山系を水源とする阿武隈川の支流・谷津田川によって形作られた低湿地帯の荒れ果てた沼に、白河藩主松平定信(楽翁公)が堤を作り、水を貯めて作った池で、定信の「士民共楽」の理念により築造当初から武士だけでなく庶民にも開かれた地として知られている。市街地の南約3キロメートルにある南湖のほとりにはアカマツ、サクラ、カエデ、ツツジ等が植栽され、はるかにのぞむ那須連峰を眺望として美しい景観を見せている。大正13年(1924年)に国の史跡名勝の指定を受けた。
 また、鎌倉後期から南北朝時代に、阿武隈川沿いの丘陵に築かれた白川城は、霊山・宇津峰とならび東国南朝の拠点となった。平成28年(2016年)に国の史跡の指定を受けた。その城跡付近にはアカマツが分布し、一部にかつてのアカマツの巨木があるほか、城主であった白河結城氏をたたえる石碑「感忠銘」付近にはケヤキ・カエデなどの古木がみられる。

【動植物】
 指定植物としては、ミズゴケ、トウゴクミツバツツジ、キキョウ、イワタバコ、ノハナショウブなど7科9種がある。
 湖畔の松林には、サクラ、カエデなどが混ざっている。定信により野にはマツムシ、スズムシが放たれ、湖には魚が放流されたといわれている。

南湖