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福島県化学物質適正管理指針

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年8月29日更新

 化学物質適正管理指針

 福島県では、特に人の健康などに影響を及ぼすおそれがある化学物質の排出を抑制するため、工場等に対して、その適正な管理を行っていただくよう、「福島県化学物質適正管理指針」を定めています。対象となる化学物質は、PRTRの第一種指定化学物質(515物質)と、県独自で定める化学物質(103物質)が対象です。

お知らせ ~PRTR改正に伴う県指針の改正について(令和6年3月28日改正)~

 令和5年4月1日、PRTRの対象となる第一種指定化学物質が見直された「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律施行令」が施行されました(462物質→515物質)。

 今般の改正令を受け、PRTRの第一種指定化学物質と県独自で定める指針の化学物質(以下「管理化学物質」という。)の一部が重複することから、同指針に定める管理化学物質を令和5年3月及び令和6年3月に見直し、改正しました。

 

改正概要
 

令和5年4月1日施行

令和5年3月30日改正

令和6年4月1日施行

令和6年3月28日改正

本文

県指針第5条関係

化学物質の記録・保存等の規定を明記

県指針第5条関係

第5条の一部を錯誤訂正

管理化学物質

87物質→104物質

他法令の規制物質を鑑み削除・追加

104物質→103物質

硫酸ジメチルを削除

実施要領

第3条関係

二重報告は不要の規定を明記

第3条関係

様式第2号を改正

様式第2号 計618物質に対応

 

   福島県化学物質適正管理指針(令和6年3月28日改正) [PDFファイル/102KB]

   実施要領(令和6年3月28日改正) [PDFファイル/50KB]

 

<対象化学物質>

  ・PRTRの第一種指定化学物質(515物質) [Excelファイル/116KB](各種選択してご利用ください)

  ・管理化学物質(103物質) [PDFファイル/40KB] Excel版 [Excelファイル/15KB]

<様式第2号>

  ・様式第2号(令和6年3月28日改正) [Excelファイル/236KB]

<参考>

   報告にあたってのQ&A [PDFファイル/88KB]

   【参考】新旧対照表 [PDFファイル/255KB]

 事故時の報告について

 工場等において、災害や事故で化学物質が漏洩した場合は、県地方振興局に報告してください。

  様式のダウンロード  事故発生報告書(様式第1号) [PDFファイル/119KB] 
             事故発生報告書(様式第1号) [Wordファイル/38KB]

             事故発生報告書(様式第1号) [Excelファイル/25KB]

 排出量、移動量等の報告について

排出年度:令和5年度(報告期間:未定)

 令和6年度に取りまとめを実施します。

排出年度:令和4年度(報告期間:令和5年10月2日~12月27日)

 集計結果は、下記のとおりです。

 福島県化学物質適正管理指針に基づく排出量、移動量等の集計結果について

 この結果は、令和4年度(令和4年4月1日~令和5年3月31日)における化学物質の使用量等を集計したものです。

  ・使用量の多い上位5物質は、硫酸(三酸化硫黄を含む。)、塩素、ベンゼン、1,1,2-トリクロロエタン、鉛化合物でした。
  ・製造量の多い上位5物質は、硫酸(三酸化硫黄を含む。)、塩素、ジクロロベンゼン、塩化水素(塩酸を含む。)、1,1,2-トリクロロエタンでした。
  ・年度末保管量の多い上位5物質は、硫酸(三酸化硫黄を含む。)、ベンゼン、ジクロロベンゼン、キシレン、アンモニアでした。
  ・指針報告のあった排出量合計8,102tのうち大気への排出は57.8%、公共用水域への排出は41.9%でした。
  ・移動量合計28,209tのうち事業場外への廃棄物のとしての移動は100.0%、下水道への移動は0.0%でした。
  ・指針報告の排出量上位5物質は硫酸(三酸化硫黄を含む。)、アンモニア、硫化水素、トルエン、酢酸エチルでした。
  ・排出量・移動量について平成30年と比較すると排出量(大気・公共用水域へ排出する量)は減少し、移動量(廃棄物に含まれ事業所外へ移動する量)は増加しました。
  ・排出量が減少し、移動量が増加したのは、事業者による化学物質の自主的な排出削減や適正な管理等の取組みが進んだためと考えられます。

   排出量・移動量と報告事業所数の経年推移

 詳しい内容は、令和4年度福島県化学物質適正管理指針に基づく化学物質の排出量、移動量等の集計結果 [PDFファイル/472KB]をご覧ください。

過去の集計結果

 令和3年度分の詳しい内容については、福島県化学物質適正管理指針に基づく排出量、移動量等報告の集計結果(令和4年度報告(令和3年度実績)) [PDFファイル/485KB]をご覧ください。

   令和2年度分の詳しい内容については、福島県化学物質適正管理指針に基づく排出量・移動量等報告の集計結果(令和3年度報告(令和2年度実績)) [PDFファイル/476KB]をご覧ください。

 令和元年度分の詳しい内容については、福島県化学物質適正管理指針に基づく排出量・移動量等報告の集計結果(令和2年度報告(令和元年度実績)) [PDFファイル/720KB]をご覧ください。

 平成30年度分の詳しい内容については、福島県化学物質適正管理指針に基づく排出量・移動量等報告の集計結果(令和元年度報告(H30年度実績)) [PDFファイル/485KB]をご覧ください。 

 平成29年度分の集計結果については、環境等測定調査結果(平成30年度分)に掲載されております。

 化学物質リスクコミュニケーションについて

 福島県環境創造センターでは、化学物質リスクコミュニケーションに関するセミナーや事例発表・交流会の各種事業の実施により、化学物質リスクコミュニケーションの推進を図っています。

化学物質リスクコミュニケーションについて(環境創造センターのページへリンクします。)

 令和5年2月14日(火曜日)オンライン形式にて、化学物質適正管理指針の対象事業者の皆様を対象に化学物質リスクコミュニケーションセミナーを開催しました。

 福島県環境創造センターでは、福島県化学物質適正管理指針の対象事業者を対象に、令和4年度の化学物質リスクコミュニケーションの取組に関するアンケート調査を行いました。

 リンク

  国立環境研究所 化学物質データベース (化学物質に関するデータを閲覧できます。)

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