風しんの発生について
福島県内で風しん患者の発生がありました。
福島県内で、今年8例目の風しん患者の発生届出がありましたのでお知らせします。(今年第46週時点)
今年は関東地方を中心に患者が増加しており、全国では2032人(今年第45週時点)と昨年1年間の約21倍以上の患者が報告されています(平成29年93人)。
風しんは、咳やくしゃみなどにより感染する(飛沫感染)病気で、感染すると、発熱、発疹、リンパ節の腫れなどの症状が出現します。特効薬はなく、予防には予防接種が効果的です。
妊娠初期に妊婦が風しんに感染すると、赤ちゃんが生まれつきの心疾患、難聴、白内障といった障がいをもって生まれてくる可能性があります(先天性風しん症候群と言う。)。
母子手帳等で予防接種歴の確認をするとともに、定期接種対象(第1期:1歳、第2期:小学校入学前の1年間)の方は、早めに予防接種(MRワクチン)を受けるようにしましょう。
また、発熱や発疹等、風しんに似た症状があり医療機関を受診する際は、事前に医療機関に電話した上で、医療機関の指示に従って受診してください。
国立感染症研究所ホームページ「感染症発生動向調査(IDWR)」
風しん抗体検査・ワクチン接種について
風しんの抗体検査・ワクチン接種について、費用の助成を行っている市町村があります。
詳しくは、お住まいの市町村の予防接種担当課までお問い合わせください。
風しん対策助成事業リーフレット [PDFファイル/338KB]
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