医療用医薬品の供給不足に係る対応について
◆今般、厚生労働省において、医療用医薬品の需給のバランスの実情について把握するため、令和3年10月1日時点で出荷停止が生じている製品規格について、後発品企業による不祥事が生じる以前の昨年9月及び医薬品供給が不安定となっている本年9月の 供給量に関する調査が行われました。
◆その調査結果を踏まえ、リソースの再配分を行い医薬品の安定供給体制が早期に再構築できるよう、日本製薬団体連合会等の関係団体に対応を求めています。
(1) 医療用医薬品の供給不足に係る対応について(令和3年12月10日付け厚生労働省医政局経済課長通知) [PDFファイル/514KB]
上記通知の別添1に係る医薬品を早期に安定供給できるよう、医療機関及び薬局等の医療関係者の皆様には、当該医薬品の購入にあたり、
1.「1カ月分程度の在庫量」又は「従来の購入量の110%以内」を目安として、処方見込みや在庫量を把握の上、必要最低限の発注としていただくこと
2.同時に複数の卸に同一品目を発注している場合には見直していただき、返品は避けていただくこと
について、御協力と御配慮をお願いします。
◆卸売販売業者の皆様には、製造販売業者、医療機関及び薬局等と協力しつつ、当該成分規格の供給が偏らないように受注・出荷を行い、返品を避けていただくよう御配慮をお願いします。
◆厚生労働省では、医療関係者が現在の出荷状況等を確認することができるよう、製品ごとの供給状況について調査を実施し、その結果を公表する予定です。
(2) 「医療用医薬品の供給不足に係る対応について」の別添1に係る医薬品の適切な流通について(令和4年1月25日付け厚生労働省医政局経済課長依頼) [PDFファイル/682KB]
◆(1)の通知の別添1に掲げる成分規格について、製造販売企業が販売する製品(銘柄)ごとの供給状況に関する調査の結果が公表されました。
「医療用医薬品の供給不足に係る対応について」の別添1に係る医薬品の供給状況の調査結果について(令和4年3月4日付け厚生労働省医政局経済課長通知) [PDFファイル/1.28MB]
◆日本製薬団体連合会による医療用医薬品供給状況に係る調査結果が公表されました。
日本製薬団体連合会による「医薬品供給状況にかかる調査」の結果の公表について(令和4年6月16日付け厚生労働省医政局経済課長通知) [PDFファイル/1.06MB]
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)