概況
1 県中地域の概況
(1)県中保健福祉事務所の管轄地域
平成14年4月、県中地域の社会福祉、保健、医療及び衛生に関する業務を行う県中保健福祉事務所が設置されました。
また、県中保健福祉事務所は、地域保健法に基づく県中保健所でもあります。
このため、当事務所の管轄区域は関係業務により異なっており、行政全般については、郡山市、須賀川市、田村市を含む12市町村ですが、生活保護業務については、郡山市、須賀川市、田村市を除く、岩瀬郡、石川郡、田村郡の6町3村です。
また、薬務、救急医療、水道等の業務については、中核市である郡山市が所管する一部を除き、管内12市町村を管轄地域としています。
(2)県中地域の特性
ア 地勢
県中地域は、県の中央に位置し、東側には阿武隈高地、西側には奥羽山脈が連なり、中央の平坦部には阿武隈川が北流するなど、変化に富んだ自然によって形成されており、面積は、2,406平方キロメートルで県土の17.5%を占めています。
イ 人口
平成26年4月1日現在の管内人口は、531,331人で、県全体の27.4%を占めており、都市部への人口集中が続く反面、中山間部では人口流出が進む傾向が見られます。
ウ 交通
福島空港をはじめ、東北新幹線、東北自動車道及び磐越自動車道の高速交通体系に加え、あぶくま高原道路等の整備により、ハイレベルな交通ネットワークが形成されています。
エ 産業
製造品出荷総額等が県内の約28%を占めるとともに、年間商品販売額も県内の44%となるなど、本県経済の中心的な役割を担っています。
一方、農業粗生産額は、米・野菜・畜産が中心となっており、広大な森林空間に恵まれた県内一の木材供給地域でもあります。
2 県中保健福祉事務所の概要
(1)沿革
(1) 県中保健所の沿革
平成9年4月 機構改革により、郡山、須賀川、石川、三春の4保健所が統合され、須賀川市旭町153番1(旧須賀川保健所所在地)に「県中保健所」が設置される。
(2) 県中社会福祉事務所の沿革
平成6年4月 機構改革により、郡山社会福祉事務所(県郡山合同庁舎内)の名称が県中社会福祉事務所に変更される。
また、岩瀬、石川、田村の3福祉事務所が廃止されるとともにそれらと同一場所に福祉相談コーナーが設置される。
(3) 県中保健福祉事務所の沿革
平成14年4月 機構改革により、県中保健所、県中社会福祉事務所が統合され、須賀川市旭町153番1(県中保健所所在地)に「県中保健福祉事務所」が設置され、事務所内に中央児童相談所須賀川相談室も設置される。
また、従来の課・係制が廃止され、県の出先機関としては初のグループ制が導入される。
平成16年4月 機構改革により、衛生推進グループ検査チームの業務が衛生研究所県中支所に移管された。
平成19年4月 機構改革により、中央児童相談所須賀川相談室が廃止され、業務は県中児童相談所に移管された。
平成20年4月 機構改革により、グループ制を廃止し、課室制を導入。
平成23年6月 機構改革により、総務課と地域支援課を統合し、総務企画課とする。
(2)歴代所長
県中保健所 | 塙 義郎 平成9年4月~平成11年3月 |
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県中社会福祉事務所 | 川島 一雄 平成10年4月~平成13年3月 |
県中保健福祉事務所 | 鈴木 美保子 平成14年4月~平成16年3月 笹原 賢司 平成29年4月~現在 |