歯の健康Q&A
Q1 子どもの仕上げみがきで、嫌がってみがかせてくれません。どのようにしたらよいでしょうか。
A 最初に、口のまわりにふれられることに慣れさせます。
絵やビデオを用いて行ってもよいでしょう。
コツは短時間に、あまり力を入れずに、歯と歯の間、歯と歯ぐきの間、かみ合わせの溝をみがきましょう。
Q2 フッ素は体の害になりませんか。
A どんなに安全と思われている物質でも量がすぎれば害を生じます。
適正な濃度・量の使用であれば、むし歯予防にとって、安全かつ効果的です。
フッ素は身近な土や水、植物、 動物、人間の体にも含まれています。
歯の表面を強くするむし歯予防薬で、むし歯になりかかっている歯を治そうとします。
詳細は、かかりつけの歯科医院・市町村保健福祉課・県南保健福祉事務所等にお問い合わせください。
Q3 キシリトールって何ですか。
A 白樺や樫などの樹木から採れる成分を原料にした、天然素材甘味料です。
キシリトールは、歯をとかす酸を作りにくくするため、むし歯予防効果が期待されます。
また、キシリトールを一度に多量に摂取すると下痢を引き起こすこともあります。
Q4 虫歯や歯周病予防には、何をすればよいですか。
A 規則正しい生活をし、だらだら食べたり、飲んだりしない。
しっかりと正しい歯みがきをする。
定期的な歯科健康診断を受けることです。
正しい歯みがき方法については、かかりつけの歯科医院や健康増進課へご相談ください。
Q5 自分で歯肉炎かどうかを、知る方法がありますか。
A 歯肉の色(濃い赤色、赤紫色)
腫れ(丸いふくらみ、厚さが増す)
固さ(ブヨブヨとやわらかい)
出血(指で押したり、歯みがきすると出血する)
これらのことがあれば、一度歯科医院で診てもらうとよいでしょう。
Q6 歯の調子が悪くても体調が悪く、歯科医院に行けないのですが、どのようにすればよいでしょうか。
A かかりつけの医院や住んでいる市町村にご相談ください。
市町村によっては、訪問歯科診療といって、ご自宅に歯科医を派遣する制度もあります。
また、お口の手入れや、飲み込みのことなどで困っている方には、保健福祉事務所では、歯科衛生士がご自宅に訪問する事業を行っています。