看護部各部署のご紹介
看護部各部署の紹介
1病棟
当病棟は、病床数48床の外科・整形外科・小児科の混合病棟です。患者様の年齢は0歳から100歳までと幅広い年齢層の方が入院していらっしゃいます。特に、転倒による四肢の骨折のため手術が必要な方や、脊椎の骨折のため痛みのコントロールが必要な方が大半を占めています。
医療スタッフは医師6名(外科2名・整形外科3名・小児科1名)・看護師23名・看護助手1名です。また、皮膚排泄ケア認定看護師1名が含まれます。
私たち1病棟スタッフは、「患者様の立場を考え、対応・看護が行える」を今年度の目標に掲げ、思いやりの心を忘れず、常に考えて実践することを意識して取り組みたいと思っています。
2病棟
私たちの2病棟は、内科単科の病棟です。患者さんの主な疾患は、消化器系/呼吸器系/循環器系/代謝・内分泌系/腎・泌尿路系/脳神経系などであり、年齢は80歳前後の高齢者で占められています。経過別では、急性期/回復期/リハビリ期/慢性期/終末期と全経過に関わっており、地域の診療所との病診連携や県内の総合病院との病病連携、また会津地域の施設との連携も図られています。
看護体制は固定チームナーシングをとっています。受け持ち患者と看護師の信頼関係を築けるよう日々努力しており、患者・家族と向き合いながら、求められる患者中心の看護展開を目指しています。日々の学習と緊張、そして笑いと感動で、楽しく、真剣に取り組んでいる病棟です。
外来・手術室
平成29年10月から外来と手術室が統合し一つの部署となりました。29名のスタッフで稼働しています。大半は町内より通勤していますが、約3割強のスタッフは40Km以上離れた会津若松市やその近辺から元気に通勤しています。スタッフのほとんどが既婚者であり、家族はもちろんのこと、上司や同僚と協力しながら全員が家庭と仕事の両輪を上手に回しています。
当院の外来は、外来スタッフが夜間・休日などの救急外来を担当しており、勤務形態は2交代で行っています。そのため、外来スタッフは特定の診療科目の知識だけではなく、オールマイティに対応できる幅広い知識の習得が必要であり、切磋琢磨しながら日々、自己研鑽を積み実践しています。
また、外来には、DMAT・糖尿病認定看護師・糖尿病療養指導士・輸血認定看護師・内視鏡技師など多くの有資格者がいます。そのスタッフを中心に良質な看護を目指し、地域の皆様に愛される外来になれるよう頑張っています。
今後ともご支援よろしくお願いいたします。
透析室
南会津地方唯一の透析施設として、平成7年開設以来血液透析療法を行っています。スタッフ一同、患者様とご家族様とのコミュニケーションを大切にし、患者様のQOL向上に寄与できるように努めています。
【 概要 】
1 ベッド数 19床
2 機械台数 19台
3 スタッフ 臨床工学技士 1名
看護師 9名
看護助手 1名
4 体制 2クール体制 月・水・金(8:45~19:15)
火・木・土(9:00~17:15)
5 その他 夜間透析は行っておりません。
医療安全管理室
当院の基本理念「良質で安全な医療を提供するとともに、県立病院としての公共性を確保し、健全な病院経営に努めます。」から、院内の医療事故等を防止し、医療安全を総合的にかつ組織横断的に推進することを目的として医療安全管理室が設置されました。
院内で発生したインシデントは、インシデント管理システムで報告する体制をとっています。報告された事例は、毎月のリスクマネジメント委員会の中で、対策の検討と評価を行い再発防止に努めています。
また、当院では患者取り違えの防止のために、患者さんに「ご自分のお名前(フルネーム)と生年月日をお聞かせください」という取り組みを行っています。医療者と患者さんの双方が協力して患者確認を確実に行うことで患者取り違えを少なくすることができます。ぜひともご協力をよろしくお願いします。お名前をフルネームでお聞かせください。
認定看護師紹介
感染対策室 (感染管理認定看護師)
「感染」という言葉を聞くと、あまり良いイメージを持たない方が多いと思います。感染対策室は、患者さん・家族・病院で働くすべての職員を感染の危険性から守るため、そして、病院職員が安全で安心な医療を提供できるよう、医師・薬剤師・臨床検査技師・看護師のチームで活動・支援することを目的に設置された部署です。活動内容は、毎週、各部署のラウンドを行い感染対策の実際を確認し、改善活動などを実施しています。
感染対策は病院のみならず、家庭でも取り入れていける身近なものです。感染対策の基本は「手洗い」です。外出後は、「手洗いを行う」など日常的にできる身近な感染対策が一番大切です!病院内でも正しい手指衛生に努めています。
感染症に関して身近な問題などでお困りの際には、いつでもご相談ください。
糖尿病看護認定看護師
糖尿病看護認定看護師は、糖尿病患者さんを生活者(糖尿病を持ちながら生活する人)として捉え、患者の発症、悪化を防ぐとともに、その人らしく健やかな生活を継続できるように、生涯続くセルフケアや療養生活を支援することを日々行っています。
糖尿病看護認定看護師の特化技術として、「血糖パターンマネージメント技術」、「フットケア技術」、「糖尿病ケアシステム立案技術」の3つがあり、生活調整を支援する実践能力、さらなる糖尿病看護の質の向上を目指し、指導・相談を行っていく役割があります。患者さんが食事療法、運動療法、薬物療法を生活の中に取り入れられるよう、知識、技術の支援、またその中で生じる様々な思いに寄り添いながら、多職種と連携し、患者さんが療養行動を上手く生活に取り入れ、その人らしい豊かな生活につながる支援ができるよう頑張ってしきたいと思います。糖尿病のことでお困りのことがあれば、いつでもご相談ください。
認定看護師活動(皮膚・排泄ケア認定看護師)
皮膚・排泄ケアは創傷ケア・ストーマケア・失禁ケアを行う分野です。院内の褥瘡(床ずれ)発生予防や治療、ストーマ患者様に対する日常生活指導などを行っています。院内だけではなく、地域での勉強会や褥瘡やストーマに対する相談も受け付けています。