産業活性化プログラム
成果報告会を開催しました
産業活性化プログラムでは、2つのテーマによりアドバイザー派遣事業を実施してきた事業の成果報告会を平成28年3月25日(金曜日)に福島市で開催しました。
産業活性化プログラム
「地域経済分析システム(Resas)」を活用し、客観的データの分析に基づき、地域中核企業や売上減少企業を抽出し、風評被害に苦しむ県内企業の取引回復、拡大、企業誘致を推進するものです。
地域経済分析システム(Resas)を活用した企業支援のイメージ
(参考)地域経済分析システムとは
人口減少、過疎化が構造的に進展し、疲弊する地域経済を新の意味で活性化していくためには、地方自治体が、地域の現状・実態を正確に把握した上で、将来の姿を客観的に予測し、その上で、地域の実情・特性に応じた、自発的かつ効率的な政策立案とその実行が不可欠となってきました。
このため、国では平成27年4月に地域経済に関わる様々なビッグデータ(企業間取引、人の流れ、人口動態等)を収集し、かつ、わかりやすく「見える化(可視化)」するシステム(「地域経済分析システム」(Resas)の運用を開始し、地方自治体による真に効果的な「地方版総合戦略」の立案、実行、検証(Pdca)を支援するものです。
Resas(リーサス)については、こちらからご覧ください。
ビッグデータを活用できる人材育成支援研修~基礎研修~を開催しました。
地域経済分析システム(Resas)を活用した産業振興施策の検討プロセスを理解し、そのスキルを身に付けるため
の研修を開催します。内容は基礎と応用のStep別研修に加え他地域との意見交換により、Resasの活用例等に
ついて意見交換を行います。
◇基礎研修
【南相馬会場】
平成27年7月9日(木曜日)9時55分~16時40分
南相馬文化会館ゆめはっと 多目的ホール(南相馬市原町区本町2-28-1)
【会津若松会場】
平成27年7月14日(火曜日)9時55分~16時40分
会津大学 講義室M4(会津若松市一箕町鶴賀字上居合90)
【福島会場】
平成27年7月16日(木曜日)9時55分~16時40分
自由民主福島会館中町ビル 大会議室(福島市中町1-19)
【対象者】福島県職員及び県内市町村職員
※ResasのId取得者以外にもビッグデータを産業振興に活用していくことに関心のある職員も参加できます。
研修内容は、募集案内 [Pdfファイル/489Kb]をご覧ください。
ビッグデータを活用できる人材育成支援研修~基礎研修~の開催内容を報告します。
平成27年7月9日(木曜日)に南相馬会場で開催した内容です。
講義1 地域戦略策定のための地域中小企業等の定性分析
(一財)日本立地センター 総括研究主幹 林聖子 氏
<講義1のねらい>
地域の産業振興施策(地域戦略)の立案には、変革案(仮説)を持って望むことが大切で、運用が開始された地域経済分析システム(Resas)の活用はもとより、地域(中小)企業のニーズ把握、地域の強み(内部環境)、グローバル市場の状況他(外部環境)等を検討し、全体を俯瞰しながら、全体最適を目指す重要性等を講義します。事例として長野県飯田航空宇宙プロジェクト、仙台堀切川モデル&福島堀切川モデルを提示し、地域の産業振興の主役であることを示し、定性的な地域(中小)企業の真の声やニーズ把握の注意点等も述べます。産業振興施策(地域戦略)の立案を定量的な統計データだけで行うことは難しいことから、地域企業のニーズ等の定性的な内容も踏まえる必要性を学んでもらいます。
講義2 政策立案に必要な検討ポイント
千葉工業大学 社会システム科学部 教授 山口佳和 氏
<講義2のねらい>
最新の経営理論と国の産業政策立案の実際に基づいて、政策立案の検討ポイントを理論的かつ体系的に講義します。1.Swot分析に基づいて、地域の資源の強み(Strength)と弱 み(Weakness)、地域の競争の機会(Opportunity)と脅威(Threat)を把握する。2.地域の企業などの声を聞いて、現場のニー ズを調査する。3.経営戦略論に基づいて、目標、手段、資源配分が整合した政策の創造を目指す。4.Pdcaサイクルにより政策を継続的に改善するとともに、「してもいい失敗」、「してはいけない失敗」のあることを認識する。ことについて学んでもらいます。
講義3 地域戦略策定のための基礎的な地域データ分析
(一財)日本立地センター 主任研究員 加藤譲 氏
<講義3のねらい>
地域経済分析システム(Resas)」を効果的に活用した産業振興施策を立案するためには、統計データに関する広い知識や運用スキル、分析能力の向上が必要不可欠であることから、(一財)日本立地センターが独自に開発した「地域経済構造分析データベース」を使用して、(1)地域戦略策定にあたって注意すべき点(2)県内市町村の分析事例の解説(3)参加者ひとりひとりがモデル事例を実際に使って、グループディスカッションやプレゼンテーションを行い、参加者との意見交換や講師等から適切な講評を受けることを通じて、地域戦略を策定するための基礎的能力の向上を図っていきます。
グループディスカッション&プレゼン&講評
<グループ演習のねらい>
行政職員に限定されたResasの産業マップは研修で使用できないことから、(一財)日本立地センターが独自に開発した類似の地域経済構造分析モデルを用いて、県外の市町村を事例として定量分析したデータを提供し、地域の特徴や課題など、グループでディスカッションし、その結果をプレゼンして、講師により講評を行いました。実際のデータに触れ、深い読み方等に取り組むことで、分析力を高めてもらいます。
ビッグデータを活用できる人材育成支援研修~応用研修~を開催しました。
地域経済分析システム(Resas)を活用した産業振興施策の検討プロセスを理解し、そのスキルを身に付けるため
の研修を開催します。内容は基礎と応用のStep別研修に加え他地域との意見交換により、Resasの活用例等に
ついて意見交換を行います。
◇応用研修
【南相馬会場】
平成27年7月30日(木曜日)9時55分~16時40分
道の駅 南相馬(南相馬市原町区高見丁2丁目30-1)
【会津若松会場】
平成27年8月10日(月曜日)9時55分~16時40分
会津大学 講義棟 講義室M4(会津若松市一箕町鶴賀字上居合90)
【福島会場】
平成27年8月11日(火曜日)9時55分~16時40分
自由民主福島会館中町ビル 大会議室(福島市中町1-19)
【対象者】福島県職員及び県内市町村職員
※ResasのId取得者以外にもビッグデータを産業振興に活用していくことに関心のある
職員も参加できます。
※午前の講演会は、一般企業の方も参加できます。
【参加費】無料
【研修内容(南相馬会場)】 ※研修チラシは南相馬会場 [Pdfファイル/401Kb]をご覧ください。
9時55分~10時00分 主催者挨拶
10時00分~12時00分 講演「創造とチャレンジによる中小企業の経営戦略」
講師 松本工業株式会社 代表取締役 松本茂樹 氏
13時00分~13時30分 東日本大震災復興支援活動を通して見えてきたこと
13時30分~14時30分 地域戦略策定のための地域データ分析応用編
14時50分~16時30分 グループディスカッション&プレゼン&講評
16時30分~16時40分 自己評価
演題:「創造とチャレンジによる中小企業の地域戦略」 講師:松本工業株式会社 代表取締役社長 松本 茂樹 氏 | 演題:「東日本大震災復興支援活動を通して見えてきたこと」 講師:日本立地センター エネルギー部課長、復興支援センター企画課長 大川 おおい 氏 |
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【研修内容(会津若松会場)】 ※研修チラシは会津若松会場 [Pdfファイル/422Kb]をご覧ください。
9時55分~10時00分 主催者挨拶
10時00分~12時00分 講演「地場産品を活かした農産加工食品開発による地域戦略」
講師 株式会社キースタッフ 代表取締役 鳥巣研二 氏
13時00分~14時00分 地域戦略策定のための地域データ分析応用編
14時20分~16時30分 グループディスカッション&プレゼン&講評
16時30分~16時40分 自己評価
演題:「地場産品を活かした農産加工食品開発による地域戦略」 講師:株式会社キースタッフ 代表取締役 鳥巣 研二 氏 | 演題:「地域戦略策定のための地域データ分析応用編」(3会場共通) 講師:日本立地センター 加藤 醸 氏 |
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【研修内容(福島会場)】 ※研修チラシは福島会場 [Pdfファイル/468Kb]をご覧ください。
9時55分~10時00分 主催者挨拶
10時00分~12時00分 講演「次世代自動車参入による地域戦略」
講師 東京大学生産技術研究所次世代モビリティセンター
シニア協力員 田中敏久 氏
13時00分~14時00分 地域戦略策定のための地域データ分析応用編
14時20分~16時30分 グループディスカッション&プレゼン&講評
16時30分~16時40分 自己評価
演題:「次世代自動車参入による地域戦略」 講師:東京大学生産技術研究所次世代モビリティセンターシニア協力員 田中 敏久 氏 | グループディスカッションのプレゼン(3会場共通) 参加市町村の統計データを用いた地域分析に取り組み、プレゼンしました。 |
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地域経済分析システム(Resas)操作実演研修会を開催しました。
日時:平成27年8月26日(水曜日)13時30分~15時30分
場所:自由民主福島会館中町ビル(福島市)
講師:東北経済産業局 職員
内容:地域経済分析システム(Resas)について、システムの「4つのマップ」について説明を受けました。
地域経済分析システムの活用例について説明を受けました。
地域経済分析システム(Resas)についての説明 | 地域経済分析システム 活用例の説明 |
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ビッグデータを活用できる人材育成支援研修~他地域との意見交換会~を開催しました。
地域経済分析システム(Resas)を活用した産業振興施策の検討プロセスを理解し、そのスキルを身に付けるため
の研修を開催します。内容は基礎と応用のStep別研修に加え他地域との意見交換により、Resasの活用例等に
ついて意見交換を行いました。
【福島会場】
平成27年9月15日(火曜日)9時55分~16時40分
自由民主福島会館中町ビル 大会議室(福島市中町1-19)
【対象者】福島県職員及び県内市町村職員
【研修内容】 ※研修チラシは意見交換会 [Pdfファイル/410Kb]をご覧ください。
9時55分~10時00分 主催者挨拶
10時00分~11時00分 市町村グループでのグループディスカッション
11時00分~12時00分 グループ別プレゼンテーション&アドバイザーからの講評
13時00分~14時00分 講演 「イノベーション思考による地域戦略策定へのインプリケーション」
講師 東京工業大学大学院 教授 田辺 孝二 氏
14時10分~15時00分 地域戦略についてのディスカッション
15時00分~15時10分 自己評価
15時10分~15時15分 主催者閉会の挨拶
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