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商品量目の立入検査

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年7月2日更新

商品量目の立入検査 県内の百貨店、スーパーマーケット、小売店、食品製造事業所等を対象に、商品量目(内容量)について立入検査を行っています。 あわせて、使用されているはかりの使用状況の検査も行い、適正計量の確保を実施しています。 なお、商品量目の誤差(量目公差)は、表示量に対して内容量が不足している場合について適用されます。過量の場合については、量目公差の適用はありませんが、「正確な計量」という観点から、指導の対象となる場合があります。

量目不足がおきる主な原因

風袋の引き忘れ

 風袋とは、商品を入れる容器、袋や商品を包むラップ等をいいます。「刺身用わさび」「しょうゆ」等の調味料、品質維持のための「吸水紙(ドリップペーパー)」や、刺身等の「つま」、商品の飾りの「菊」「バラン」等の添え物も、風袋として扱うことになっています。 風袋は商品ではありません。計量の際は風袋の重さを差し引いて計量しなければなりません。

商品の内容量=商品全体の重さ(総体)-風袋

(風袋の例)

風袋(トレー)風袋(トレー)

 風袋(お茶の袋)

 風袋(わさび)風袋(たれ)

 風袋(刺身のつま)風袋(バラン)

商品を入れるトレー、ラップ

お茶などの袋

ワサビやたれ

刺身のつま、添え物

自然減耗

 食品は、水分の蒸発等によって時間の経過と共に重さは軽くなります。特に、水分を多く含む生鮮食品は、「自然減耗」という商品の乾燥による目減りが原因で、量目不足が発生する場合があります。計量した時は正確であっても、自然減耗していれば表示の重さと内容量が異なり、量目不足となります。 事業者の方は、商品の陳列後も定期的に再計量するなど、量目管理に注意してください。

粗雑な計量

 「計量器を水平に設置していない」「零点の設定が誤っている」など日常点検が不十分の場合や、「風や熱などの影響を受けやすい場所にある」「物が触れている」「物が挟まっている」など計量中も周辺の影響を受けている場合は、正確な計量ができません。また、使用するうちに誤差や故障が発生する場合もあります。 計量器を使用する前には点検を実施し、正確な計量を維持するよう努めてください。

はかりは水平なところに置きましょう

ゼロ点の設定を確認しましよう

はかりは水平で、固いところに置きましょう

はかる前に、ゼロ点の設定を確認しましょう

商品は、はかりの乗せ台の中央に置きましよう

商品は、はかりの乗せ台の中央に置きましよう

表示が止まったことを確認してからはかりましょう

商品は乗せ台の中央に置きましょう

 商品は、はかりの乗せ台の中央に置きましよう

 

外からの風や湿気、エアコンの風等は、はかりの大敵です。