1 農業水利施設に関する新たな施設管理システムについて
(1) 背景
本県には、ダム・ため池、頭首工、用排水機場や約1,000キロメートルに及ぶ受益面積100ヘクタール以上の基幹的な用排水路などの農業水利施設が約7,300施設あり、安定的な食料供給に欠かせない重要な社会資本となっています。
これらの施設には造成から相当年数を経たものが多く、これから順次更新時期を迎えるため、施設の長寿命化などにより施設の有効利用を図ることが不可欠となっています。
(2) 適切かつ計画的な保全管理の仕組みづくり(新たな施設管理システムの構築)
農業水利施設の長寿命化とライフサイクルコストの低減に向け、適切な保全管理と計画的な予防保全・更新を推進するため、新たな仕組みづくり(新たな施設管理システム)に平成18年度から取り組んできました。
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