県北地方 特用林産物 安全・安心の取組
栽培わらび 安全・安心の取組について |
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安全・安心でおいしい栽培わらびを消費者のみなさまにお届けするための、当事務所の取組をご紹介します。 生産者台帳の整備市町村ごとに「栽培わらび」の生産者台帳を整備し、生産者ごとに、ほ場の位置や管理状況、出荷先等をまとめています。 令和元年7月末時点 台帳登載者 ※川俣町のわらびは栽培・野生とも出荷制限がかかっています。 福島市、二本松市、伊達市は、野生のわらびは出荷制限がかかっており、栽培わらび生産者として生産者台帳に登録されていなければ出荷できません。
伊達市の栽培わらび出荷制限解除について伊達市は、栽培わらびの出荷制限解除に向け、平成29年度から生産者を募り、平成30年度からわらびほ場や栽培履歴の確認、わらびの放射性物質事前確認検査を行ってきました。 わらびの事前確認検査については、同一ほ場で3回以上行うことが必要です。検査の結果、すべての検体が50Bq/kgを下回った18名の48ほ場について、国に対して出荷制限解除の申請手続きを行い、令和2年3月10日、出荷制限が解除となりました。 なお、新たに出荷を希望する生産者に対しては、わらびの栽培履歴や管理状況、実施した放射性物質対策、ほ場の空間線量等を確認し、わらびの放射性物質事前確認検査を実施します。指標値を超えておらず、安全性が確認されれば、生産者台帳へ登載しますので、まずは当農林事務所森林林業部林業課にご連絡ください。
※わらびについては栽培したもの・野生のものとも森林林業部が窓口となります。
二本松市東和地域の栽培わらび研究会の活動について 二本松市の登録者のうち12名は、東和地域の栽培わらび研究会会員です。 ポット苗から育てたわらび(定植前)
野生山菜 安全・安心の取組について出荷制限のかかっていない野生山菜についても、生産者台帳を整備し、生産者や採取場所・出荷先の把握に努めています。 新規で出荷を希望する生産者情報が入った場合は、出荷前に県のモニタリング検査を実施し、生産者台帳への登載を行っています。
野生山菜の出荷制限解除に向けた取組について 県北管内では、たけのこをはじめ、くさそてつ(こごみ)、ふきのとう、たらのめ、こしあぶら等、出荷制限がかかっている野生山菜が数多くあります。 出荷制限は、市町村毎、品目毎にかかっており、解除も市町村毎、品目毎となるため、福島県では、出荷制限のかかっている品目について、事前検査を実施し、放射性物質濃度の傾向を調べているところです。 栽培きのこ 安全・安心の取組安全・安心でおいしいきのこを消費者のみなさまにお届けするための、当事務所の取組をご紹介します。 福島県安心きのこ栽培マニュアルの配布・普及 原木、おが粉といった生産資材の入手から収穫・出荷まで、各工程における注意すべき点を網羅した、福島県独自のマニュアルです。 放射性物質対策のチェックシートもあり、安全・安心なきのこの出荷に結びつくよう作成されています。 モニタリング検査等の実施を指導ほだ木、菌床等の生産資材の検査及び生産されたきのこのモニタリング検査を実施し、安全・安心なきのこが流通するよう、生産者への指導を行っています。 ※検査自体は郡山市の農業総合センターや林業研究センターで実施しています。 きのこ生産者等への支援 新規にきのこ生産を始める生産者に対し、ほ場の確認や検査の流れの説明を行い、モニタリング検査を行っています。 ご不明な点、ご相談等ございましたら、当農林事務所森林林業部林業課までお問い合わせください。
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