福島県南会津公共工事安全推進協議会令和5年度安全パトロールを実施しました。
福島県南会津農林事務所と福島県南会津建設事務所が発注する工事(以下、「県発注工事」という)において、発注者と受注者とが合同で「安全管理の徹底」、「労働環境の改善」、「建設業法の遵守」について指導・啓発を行うことにより、工事の安全確保及び労働環境の改善を図ることを目的とし、会津労働基準監督署と南会津警察署の協力のもと安全パトロールを実施しました。
1 実施主体
福島県南会津公共工事安全推進協議会
2 協議会の目的
県発注工事における事故の発生を未然に防止し、かつ作業員の安全・衛生及び作業環境の向上を図る自主活動を促進し、もって県発注工事の円滑な進捗を図る。
3 安全パトロールの実施状況
パトロールは施工条件が異なる以下の5カ所の県発注工事現場で行いました。
(1)森林内(山地)における道路工事
(2)河川における道路橋の設置工事
(3)山間地における用水施設整備工事
(4)ほ場整備(農地の集約化)工事
(5)河川における護岸工事
状況写真1 点検前に各現場の概要を説明。この現場は一般車両を通行させながら施工しなければならない等、安全管理上の注意点等について説明が行われた。
状況写真2 各現場の注意点の説明後、参加者各自で点検を実施。この現場では掘削作業や法面作業における安全対策や安全通路の確保等が適切に行われているかを点検した。
4 安全パトロールの実施結果
各現場の安全点検後、参加者から安全管理上優れた点や改善点等について講評がなされ、改善を要する点については、事業者に対し処理対応するよう指示しました。
本協議会では県発注工事における労働災害を未然に防止し、かつ作業員の安全・衛生及び作業環境の向上を図る活動を引き続き実施していきます。