平成28年度あいづ“まるごと”ネット
第1回交流会
7月1日(金)、下郷ふれあいセンターにおいて「あいづ“まるごと”ネット第1回交流会」を開催しました。
第1部では、「始まりは一粒の豆から ~未来に種蒔く6次化の取組~」と題して、(株)おくやピーナッツ工場 店長 佐藤修氏、同会津ピーナッツセンター センター長 上野雄一氏、T&INSTITUTE 代表 積田和守氏を講師に招き、下郷町の6次化商品である「花豆パイ」が完成するまでの過程と、商品開発にこめた3つのこだわり((1)原料は下郷100%、(2)販売は下郷・・・、(3)地元の人に愛される商品にする)について講演を行いました。
また、第2部では、「福島県の地域産業6次化の最前線~県産品加工支援センター設立6年目を迎えて~」と題して、県産品加工支援センター企画支援チーム 専門研究員 池田信也氏を講師に招き、県産品加工支援センターのこれまでの取組について講演を行いました。
第2回交流会
11月22日(火)、下郷ふれあいセンターにおいて「あいづ“まるごと”ネット第2回交流会」を開催し、52名が参加しました。
交流会では、『魅力再発見!まるごと美味しい会津のアスパラガス』と題し、加工素材としてのアスパラガスに焦点を当て、JA会津よつばと白河市の(株)しらかわ五葉倶楽部の担当者を講師に招き、「会津田島アスパラ」の未利用部分を使ったペースト開発の成果発表を行いました。また、喜多方市の県立耶麻農業高等学校ライフコーディネイト科の生徒2名から、餡にアスパラガスのペーストを練り込んだどら焼き「あすどら」の紹介を行ったほか、(株)山際食彩工房の山際博美代表取締役考案の「会津田島アスパラ」のペーストを使用した創作料理(葛豆腐、アイスクリーム)の披露・試食会を行いました。
また、平成29年2月11日(土)、只見町で開催された「第45回只見ふるさとの雪まつり」においてブースを出展し、商品をPRしてきました。商品の美味しさは会場内で口コミで広がり、用意した200個はイベント開始後2時間足らずでなくなるほどの盛況ぶりでした。
第3回交流会
2月16日(木)、道の駅あいづ 湯川・会津坂下において、「あいづ“まるごと”ネット第3回交流会」を開催し、地域産業6次化に意欲と関心のある農林業者等96名が参加しました。
第1部では、「売れる6次化商品の開発と売れ続ける仕掛け作りについて」と題して(株)ユーユーワールド 新規事業開発推進部執行役 白濱一久(しらはまかずひさ)氏を講師に招き、同社の目玉商品である「ご飯にかけるギョーザ」を例に講演を行いました。
また、第2部では、会津坂下町の県立会津農林高等学校食品加工科・農業園芸科の生徒が自ら開発した「こでらんにぷりん」の発表や会津伝統野菜の栽培活動報告を行ったほか、第3部の求評会には、会津・南会津管内から8事業者が出展し、アドバイザーから、今後の商品改良に向けた講師助言が行われました。なお、南会津町からは、菓子工房シュクレが「アレルギー対応かぼちゃクッキー」を出展しました。