ため池の放射性物質対策の取組
印刷用ページを表示する 掲載日:2024年7月5日更新
県営ため池放射性物質対策モデル事業
福島第一原子力発電所の事故により、大気中に放出された放射性物質は、農業用ため池に蓄積し、貯留水の使用及びため池の維持管理作業の支障となっています。
このことから、ため池に蓄積した乾土8,000ベクレル/kg以上の底質を除去する工事を行い、営農環境の回復を図ります。県が対策工事を行い、市町村に対し技術講習会等を開催することで、市町村における対策の促進を図ります。
所在地 | 双葉郡双葉町下羽鳥 | |
事業名 | 県営ため池放射性物質対策モデル事業 | |
対象面積 | 21,880平方メートル | |
浚渫深 | 15~20センチメートル | |
工法 |
底質除去(ポンプ浚渫) ・掘削除去 ため池落水後、バックホウ等により掘削して除去する工法 ・浚渫工法(吸引除去) ため池に貯水した状態で、ポンプ等を用いて底質を吸引除去する工法 |
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受注者 | 田中建設株式会社 |
堤高 | 7.6メートル |
堤長 | 131メートル |
満水面積 | 2.8ヘクタール |
貯水量 | 123,000立方メートル |
かんがい面積 | 52ヘクタール(水田) |
所在地 | 相馬郡飯舘村深谷 | |
事業名 | 県営ため池放射性物質対策モデル事業 | |
対象面積 | 21,228平方メートル | |
浚渫深 | 15~30センチメートル | |
工法 |
底質除去(ポンプ浚渫) ・掘削除去 ため池落水後、バックホウ等により掘削して除去する工法 ・浚渫除去(撹拌除去) ため池に貯水した状態で、水中ポンプによるジェット水流で底質を撹拌し、発生した渇水をポンプ等により吸引除去する工法 |
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受注者 | 庄司・あおみ特定建設工事共同企業体 |
堤高 | 6.9メートル |
堤長 | 141メートル |
満水面積 | 3.5ヘクタール |
貯水量 | 80,000立方メートル |
かんがい面積 | 42ヘクタール(水田) |