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豚の伝染病について

印刷用ページを表示する 掲載日:2021年1月5日更新

豚熱

原因

  豚熱ウイルス(フラビウイルス科ペスチウイルス属)

対象家畜

  豚、イノシシ
  ※人に感染することはありません。

感染様式

  接触感染
  感染豚は唾液、涙、糞便中にウイルスを排泄し、感染豚や汚染物品等の接触等により感染が拡大する。

症状

  発熱、食欲不振、元気消失、結膜炎、便秘・下痢、後躯麻痺による起立不能、チアノーゼ等。
  高い致死率と強い伝染力が特徴とするが、ウイルスの病原性により多様な症状を示す。

予防・治療

   治療法はない。

  ※詳細は農林水産省「CSF(豚熱」について」をご覧ください。

アフリカ豚熱

原因

  アフリカ豚熱ウイルス(アスファウイルス科アスフィウイルス属)
  ※豚熱ウイルス(フラビウイルス科ペスチウイルス属)とは異なる。

対象家畜

  豚、イノシシ
  ※人に感染することはありません。

感染様式

  接触感染、ダニを介した感染

症状

  ●致死率が非常に高い。
  ●発熱、食欲不振、白血球減少、皮膚の出血、全身のチアノーゼ等。
  ●豚熱に酷似した臨床症状を示す。

予防・治療

   有効なワクチン、治療法はない。

  ※詳細は農林水産省「ASF(アフリカ豚熱)について」をご覧ください。

オーエスキー病

原因

  オーエスキー病ウイルス

対象家畜

  豚、イノシシ
  ※人に感染することはありません。

感染様式

  ウイルスは感染豚の鼻汁や唾液に含まれ、同居豚の鼻や口から感染する。

症状

  妊娠豚に感染すると流死産を起こす。
  新生豚に感染すると神経症状を呈してほぼ100%死亡する。

予防・治療

  治療法はない。

  ※詳細は農林水産省「オーエスキー病について」をご覧ください。

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