馬の伝染病について
印刷用ページを表示する 掲載日:2019年3月25日更新
馬伝染性貧血
レトロウイルス科馬伝染性貧血ウイルス感染による、回帰熱と貧血を特徴とする致死性疾病で、家畜伝染病(法定伝染病)に指定されています。
生前診断としては、馬から血液を採取し、寒天ゲル内沈降反応などによる抗体検査を行います。陽性と診断された馬は殺処分し、治療は行いません。
血液を介して馬から馬へと感染するため、吸血昆虫によって媒介されるほか、注射器の使い回しなどの人為的要因によっても感染が起こります。