オタネニンジンのコンテナ育苗研修会が開催されました
印刷用ページを表示する 掲載日:2023年1月17日更新
オタネニンジンのコンテナ育苗研修会が開催されました
令和4年12月23日、磐梯町薬草栽培研究会が開催した研修会に、講師として出席しました。
会津地域におけるオタネニンジン栽培は、1年育苗した苗を本畑に移植する方法が基本ですが、苗床も本畑と同様のほ場準備、日よけの設置が必要です。
また、ほ場準備が不十分な場合には、生育不良になりやすく、良い苗が生産できません。
そこで、会津地域研究所では、オタネニンジン育苗の省力化、安定化に向けて、市販の育苗用土、コンテナ等を使った育苗技術の確立を目指し、試験研究に取り組んでいます。
磐梯町薬草栽培研究会では、これまでもオタネニンジンを栽培していましたが、発芽不良など生産に課題があったため、新たにこの技術に取り組むことになりました。
今回は種したコンテナは、雪の下に設置しました。
長い冬を超えて、今年4月中旬頃に萌芽し、秋には苗として掘り取りができる見込みです。
写真 催芽した種子
写真 播種作業の様子