福島県内の歩道の現況と整備方針
道路整備課
・県内の歩道・自転車道の現状
<歩道等の整備状況> (単位:km、%)
道路種別 | 県管理道路 (H30.4現在) | |||||
交通安全指定道路(H30.4現在) | ||||||
県管理道路 実延長 | 左記のうち 歩道設置延長 | 指定延長 | 通学路 | |||
指定延長(A) | 歩道整備済延長(B) | 整備率(B/A) | ||||
一 般 国 道 | 1,524.8 | 645.7 | 979.6 | 163.6 | 130.5 | 79.8% |
主要地方道 | 1,902.5 | 675.3 | 1,245.5 | 311.4 | 251.4 | 80.7% |
一 般 県 道 (一般都道府県道) | 2,312.5 | 574.2 | 1,317.1 | 356.1 | 236.6 | 66.4% |
合 計 | 5,739.8 | 1,895.2 | 3,542.2 | 831.1 | 618.5 | 74.4% |
交通安全指定道路とは? 特に交通安全の確保が必要な道路として、交通安全施設等整備事業の推進に関する法律に基づき指定した道路のこと。
・歩道等の整備の進め方
依然として厳しい道路交通安全を取り巻く状況に鑑み、緊急性の高い通学路の歩道、自転車歩行車道の整備を重点的に進めるとともに、側溝の蓋掛けや幅広路肩の採用など、地域の実情に応じたきめ細やかな対策、並びに既成概念にとらわれない歩行空間の確保にも積極的に取り組みます。 福島県では県独自の基準として、平成17年3月末に地域の実情に応じた真に地域にとって必要な規格の目安となる『歩道・自歩道の幅員や片側・両側設置の計画の考え方』を整理しました。この考え方に基づき、歩道等の整備を促進します。
『歩道・自歩道の幅員や片側・両側設置の計画の考え方』(PDF 1168KB)
<考え方のポイント>
1.従来の画一的な規格選定ではなく、地域の実情を把握したうえで真に必要な規格を考えます。
2.歩道等の規格の選定を、歩行者数等の客観的な指標により選定することとしています。
3.歩行空間確保に柔軟に対応することとして、幅広路肩の採用や側溝の蓋掛けによる歩行空間の確保について検討します。
4.交通量の多い道路を避けて、交通量の少ない裏通り等(市町村道・農林道・民地内通路等)を通学路として利用することなど、既成概念にとらわれない交通安全確保について地域とともに検討します。
5.実情に応じて計画区間内での幅員変化も柔軟に検討すること。
6.歩道設置困難な交通量の少ない道路においては、路側線の引き直しやカラー化などの路面標示による歩行空間の確保について検討します。
・整備事例
<歩道・自転車歩行者道>
<地域の実情に応じた整備>
整備前 整備後 側溝蓋掛けにより歩行空間確保
整備前 整備後 路肩の拡幅により歩行空間確保
整備前 整備後 路肩のカラー化による歩行空間明示
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)