土砂災害防止月間(6月1日~6月30日)
土砂災害防止月間(6月1日~6月30日)について
土砂災害防止月間とは。
土砂災害とは、大雨や地震などが引き金となって、山やがけが崩れたり、水と混ざり合った土や石が川から流れ出たり、火山の噴火などによって尊い命や財産が脅かされる、自然の災害です。
土砂災害は全国各地で発生しており、甚大な被害につながる恐ろしい災害です。(令和6年の土砂災害発生件数:1,433件(国土交通省発表)
国土交通省では毎年6月を「土砂災害防止月間」と定めており、福島県でも各種取り組みを実施しています。
土砂災害から身を守るためには、『日ごろの備え』と『早めの避難』がとても重要です。
このページには、土砂災害に対する『備え』について役立つ情報をまとめています。
今年度の取組
令和7年度 土砂災害防止月間(6月1日~6月30日)について
台風や大雨に備えて(土砂災害警戒区域等の検索 ・ 土砂災害学習動画)
お住まいの地域や学校、職場等が『土砂災害のおそれのある場所か』どうか知っておきましょう!
『土砂災害のおそれのある場所』は、市町村役場にある「土砂災害ハザードマップ」で把握できます。
以下のリンクから、土砂災害について学べる動画を見ることができます。
・福島県公式YouTube『知っておこう!土砂災害 ~命を守るため、わたしたちにもできること~』
雨が降り始めたら(土砂災害の危険度の確認)
雨が強まってきたら、土砂災害の危険度を確認し、早めの避難行動をとりましょう。
豪雨になる前に(安全な場所に避難しましょう)
がけ下や渓流沿いなどにお住まいの方は、大雨の際や土砂災害警戒情報が発表された際には、早めに近くの避難所などの安全な場所に避難しましょう。
また、夜間に大雨が予想される際には、暗くなる前に避難をすることがより安全です。
お住まいの自治体の避難指示などの情報に注意して、早めの避難を心がけましょう。
なお、豪雨などで避難所への避難が困難なときは次善の策として、近くの頑丈な建物の二階以上に緊急避難したり、さらに困難な際は、家の中のがけから離れた部屋や二階などの少しでも安全な場所に避難しましょう。
土砂災害防止月間における県の取組
1 防災訓練の実施
各種気象情報の発表時や災害の発生時において、関係機関のあいだで確実な情報伝達が行われ、また適切な避難指示等の発令に結びつくことを目的として、国・県・市町村等が連携した『情報伝達訓練』を実施します。
2 絵画・作文の募集
次代を担う小・中学生に、土砂災害及びその防止についての理解と関心を深めてもらうため、「土砂災害防止に関する絵画・作文」を募集します。
(募集期間:6月1日から9月15日まで)
なお、福島県では応募者の学生みなさんに参加賞、優秀賞を受賞された方へ記念品を福島県砂防協会より贈呈しますので、奮ってご参加ください。
過去の取組
令和6年度
令和6年度「土砂災害防止に関する絵画・作文」表彰状を伝達しました。(令和7年3月6日)
令和6年度「土砂災害防止に関する絵画・作文」の受賞作品が決定しました。
令和5年度
令和5年度「土砂災害防止に関する絵画・作文」の受賞作品が決定しました。
3 砂防指定地等の点検
砂防指定地、地すべり防止区域及び急傾斜地崩壊防止区域において、周辺の地山や斜面の変状を確認するなどの点検を実施します。
なお、住民参加型の施設点検(地すべり防止施設、急傾斜地崩壊防止施設)を8方部での実施を予定しています。
