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事前放流について

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年5月27日更新

洪水調節機能の強化(事前放流)を図ります

【概要】

高柴ダム・四時ダムにおいて、台風等により大雨が予想される場合、事前放流を実施してダムの貯水位を低下させ、洪水調節のための容量を増量し、下流河川の氾濫や浸水被害の軽減を図ります。

事前放流は、利水容量の一部を事前に放流し、ダムの貯水位を下げて、洪水調節のための容量として活用するものです。

このたび、ダム管理者である福島県と利水者の福島県企業局及び、いわき市水道局の三者で治水協定を締結し、ダムの洪水調節機能強化(事前放流)の体制が整いました。

事前放流の実施にあたっては、各ダムの操作規則等で定められている、下流河川の急激な水位上昇が生じないよう安全な放流量で行います。

【運用内容】

  1. 運用開始日
    • 令和2年6月1日
  2. 対象降雨量
    • 気象庁の予測降雨量が、総雨量200mmを超えると予想される場合
  3. 洪水調節容量の増量
 
 

貯水位低下量

現在 運用後
高柴ダム 通常より-3m 540万m3 663万m3(約1.2倍)
四時ダム 通常より-2m 640万m3 703万m3(約1.1倍)

 

 

事前放流イメージ
洪水調節容量:【540万m3+123万m3=663万m3 (約1.2倍)】 洪水調節容量:【640万m3+約63万m3=703万m3 (約1.1倍)】

 

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