ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
ホーム > 組織でさがす > 教育総務課 > 【2013年1月21日(月曜日)】 Vol104

【2013年1月21日(月曜日)】 Vol104

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年3月26日更新

目次

  • 日々の思い
      県教育庁教育次長 久保田 範夫(くぼた のりお)
  • リレーエッセイ
      県教育委員会委員 佐藤 有史(さとう ゆうし)
  • お薦めの一冊コーナー
  • 学校自慢コーナー
    • 相馬市立桜丘小学校
    • 泉崎村立泉崎中学校
    • 福島県立福島工業高等学校
  • お知らせ
  • 編集後記

日々の思い

 「さくら、桜、いや重(し)け吉事(よごと)」      

県教育庁教育次長 久保田 範夫(くぼた のりお)
 
 平成25年が動き出し、睦月(むつき)も下旬になろうとしています。
 陰暦1月の異称である睦月の由来には、稲の実を初めて水に浸す月で「実月(むつき)」が転じたとする説や草木が萌え出る「萌月(もゆつき)」など諸説がありますが、有力なのは、 親族一同が集い宴をする「睦び月(むつびつき)」の意であるとするもののようです。
 梅や桃の香りもまだですし、もちろん桜もまだまだ先ですが、何故か福島県は(大袈裟に言えば日本列島が)年の初めから「桜」一色に染められている感があります。テレビも新聞もこぞってNHKの大河ドラマ「八重の桜」や「新島八重」、そして八重の出身地である会津若松市や福島県関連の様々な話題を取り上げています。
 和歌の世界では「花」といえば桜のこととされ、日本人にとって最もなじみ深い「桜」という言葉を聞いて、皆さんは何を思い浮かべますか。
 文字通り胸を膨らませて通った小学校の桜、唱歌の一節「さくらさくら、野山も里も」、高校に入学した頃の桜、歌人西行が愛した桜、山奥で人知れずひっそりと咲く桜、川堤に何キロにも わたって咲き連なる桜、城跡の昔を偲ばせる桜、千年近い時の流れを感じさせる枝垂れ桜、 或いは、朝河貫一賞に縁のある朝河桜(英和辞典を暗記して覚えるたびに一枚一枚破って食べ、最後に残った羊皮の表紙をその根元に埋めたと伝えられる桜)、 日本の国花であり百円硬貨の表のデザインとなっている八重桜、等々、人によって心浮き立つ思い出からもの悲しい思い出まで、たくさんのエピソードを持っていることでしょう。

 私も年齢と共に桜にまつわる様々な思い出を増やしてきましたが、詩人大岡信さんのエッセイ「言葉の力」(*)で知った、人間国宝で京都の嵯峨に住む染織家志村ふくみさんの桜の色の話がとても好きです。(中学校や高校の国語の教科書にも採られているので、読んだことのある方も多いのではないでしょうか。)
 淡く、しかも燃えるような強さを内に秘め、華やかでしかも落ち着いた桜色に染まった糸で志村さんが織った着物を見て、大岡さんは桜の花びらを煮詰めて色をとったものと思ったのですが、実際は、桜の花が咲く直前に、山の桜の皮をもらってきて染めたのだと志村さんは言います。木全体で懸命に最上のピンク色になろうとする姿が大岡さんの脳裏に浮かび、 体が一瞬揺らぐような不思議な感じに襲われます。花びらのピンクは、幹、樹皮、そして樹液のピンクであり、桜は全身で春のピンクに色づいていて、花びらはそれらのピンクが尖端だけ 姿を出したものものにすぎなかったのです。私たちには、桜の花のピンクしか見えないのですが、まさに樹全体の活動の精髄(エッセンス)が、桜の花びらという一つの現象となるにすぎないことを志村さんは見せてくれたのでした。
 そして大岡さんは、言葉の一語一語は、桜の花びら一枚一枚と同じだと言います。言葉 一語一語の花びらは、全身でその花びらの色を生み出している大きな幹を、その背後に背負っているのだと。そう考えると、一語一語のささやかな言葉の、ささやかさそのものの大きな意味が実感され、それが「言葉の力」の端的な証明であろうと思われる、とエッセイは結ばれます。(**)
(*) 「言葉の力」『詩・ことば・人間』(講談社学術文庫)所収
(**) 中学校の教科書では、「美しい言葉、正しい言葉というものも、そのときはじめて私たちの身近なものになるだろう。」と結んでいます。

 今回、改めて大岡さんの文章を読み直すうちに、桜の花びらは、学校で様々なことを学び、 自分の夢を見つけて、志を高く掲げ、夢の実現に向かって努力を続けた子どもたちの「夢と志の結晶」なのではないか、と感じました。それは、高校を卒業する段階でしっかりした形を 成しているものもあるだろうし、大学を終える頃にやっと形が見えてくる場合もあり、結晶の成長の速度は一人ひとり違っていることでしょう。その個人差をしっかり見極めながら、いつの日か花びらという夢と志の結晶を形作るために必要な、真っ青な空に向かって伸び続ける 幹と、どのような場所にあっても花びらに栄養を確実に送り続けるたくましく根付く根っ子を、 そして、何としてもそれぞれの花を咲かせようとする意思を持つ樹木を育むことが我々教師の仕事ではないのか。目に見える「夢と志の結晶」と、その背後に在る見えにくい人間性。 子どもたちが、夢を見出し、志を高く掲げて懸命に空に伸びようとする、その傍らで、共に自らを高めながら、時には叱り、時には励まし、見えにくい背後に在るものを強く堅固なものとし、子どもたちが自らの力で空を目指すようにする、それこそが教師の仕事なのだと考えます。

 私は今、「共に自らを高めながら」と書きました。この「共に」という言葉は、現在の第6次総合教育計画の土台となっている第5次福島県長期総合教育計画~新世紀ふくしまの学び・2010~の策定に私自身が関わって以来、私の教育理念の底に流れ続ける通奏低音のようなものです。
「共生と自立」を基本理念とし、「人・地域・自然と共に個を磨く新世紀ふくしまの教育」を基本目標に掲げた第5次長期総合教育計画は、第6次福島県総合教育計画の基本理念である「“ふくしまの和”で奏でる、こころ豊かなたくましい人づくり」に受け継がれているのです。“ふくしまの和”は、自立した個と個が共に作り上げるハーモニーなのです。
 私は学校で教師と生徒たちに、次のように繰り返し語りかけてきました。  「共にする」ということは、非常に大切なこと。それは、場所や時間、方言などの言葉、そして記憶を共にする、共有するということであり、ある時ある場所で大勢の仲間と巡り逢い、共に学校生活を送るということほど貴重な財産はない。
 私たちが同じ場所に集う、出会うということは、まさに奇跡的な出会いであり、東京でもない、 大阪でもない、ここ福島県の○○の地で、そして平成○○年という年に、同級生、先輩や後輩、 先生たちと巡り会ったのは奇跡そのもの。この邂逅(めぐりあい)を何よりも大切にしてほしい。

 この思いは、今も変わりませんし、これからも語りかけていきたいと考えています。
 この思いを胸に抱き、一週間前からあまり変わらない雪景色を眺め、この福島の地で、 大震災から二年目を迎えるこの時を共に生きる私たちみんなに、そして掛け替えのない この地球上で懸命に花を咲かせようとしている全ての人々に、睦び月(むつびつき)に降り積もる雪のように善いことが一つ一つ重なっていくことを祈りながら、「万葉集」中で最も新しい歌とされる大伴家持の歌でこの稿を閉じます。
  新(あらた)しき年の始めの初春の
           今日降る雪のいや重(し)け吉事(よごと)

リレーエッセイ

「今思うこと」

県教育委員会委員 佐藤 有史(さとう ゆうし)

 数年前に幾度か母校である高校で、職業人講話に講師として参加させてもらったことが ある。高校2年生を対象にしたもので、医師、弁護士、教師、薬剤師、臨床心理士、公務員(行政職)、銀行員、建築士、製造販売業、SE等、多種多様な職業人の仕事内容の聴講を選択する。進路選択の参考になればとの先生方の思いからだろう。普通科の高校だったため進学を希望する者がほとんどで、将来を見据えて勉強にまい進できる生徒もいるが、明確な将来の職業を意識できず、目的がなく勉強していくことに疑問を 持ちながら、将来の自分の気持ちを模索している生徒もいる。
 私自身も高校時代はそのひとりで正直自慢できる成績でもなかったし優等生でも なかった。しかし、多感で好奇心旺盛な時期の、失敗しながらも悩み、苦しみ、ひとつひとつ克服し次に活かしていく手法、本当にやりたいことが決まって心に芯が出来た時の行動力の凄まじさを伝える経験談なら私にもできる。話を聞いてくれた当時の高校生は今、社会人になっていると思う。少しでも夢と理想と現実を与えられていたら正直うれしい。
 文部科学省において、学習指導要領が改定された(高等学校は平成25年度入学生から 実施)。ここでは、子どもたちに自らの能力・適性や興味・関心と将来の自分の人生を関連づけて考えさせ、しっかりとした勤労観・職業観を身に付けさせることは大変重要 であるとして、キャリア教育の充実も求められている。まさしく、「ゆとり教育」から「学力 重視型の教育」に移行されているが、ひと昔前の詰め込み型の「学力至上教育」とは意味合いが少し違うように感じる。職業の目的意識を早い段階で明確にさせ、子どもたち自身で考え、決め、実行できる、社会に必要な学力、コミュニケーション力、行動力を養わせることによって、心の芯を強く、太くすることができる。「何のために勉強するのか」を諭すことが本質にあるのではないだろうか。
 少子化時代にあって30・40年後の日本を支える今の子どもたちの時代には総人口も 少なくなることもあるだろう。男女ともに子育てしながら就業出来る環境も必要だろうし、 有意義に生活していくこと、働くことの意義づけこそ肝要になる。これは子どもたちのことだけではないと思う。我々も高齢まで働かねばならないかもしれない。私たち大人も仕事をしていくうえでも勉強であるし、人付き合いで学ぶ事も多い。日々精進だ。抽象的だが夢と希望の持てる社会にしたいものだ。
 震災後「出来る人が出来ることをやろう」と常々言ってきた。時間のつくれる人、経験を活かせる人が物事の大小にかかわらず実行できる範ちゅうの事で復興に携われたらとの思いであるが、出来ない事への挑戦も真意にある。人それぞれ自分の中での壁がある。 越えなければいけない壁である。ちょっとでも大きい壁を廻り道してでも乗り越えたい。 そこに成長があるから。

お薦めの一冊コーナー

 このコーナーでは、福島県立図書館司書のお薦めの一冊を御紹介します。

おすすめの一冊

『ふるさと60年 戦後の日本とわたしたちの歩み』
  道浦母都子(みちうら もとこ)/文 金斗鉉(きむ とうげん)/絵
  2012 福音館書店

 戦後60年以上が過ぎ、私たちの生活環境は大きく変わりました。本書は、 定点観察の手法を用い、1946年から、5年毎にある町の光景を描いています。 各時代の特徴的な遊びや暮らしの様子が生き生きと表され、ページをめくりながら 時代の移り変わりを感じることができます。家族三世代で会話をしながら楽しんで 頂きたい1冊です。(県立図書館司書 K.A) 

県立図書館024-535-3218
http://www.library.fks.ed.jp/

学校自慢コーナー

 このコーナーでは、各学校の特色ある取組を御紹介します。詳しい内容を 県教育委員会のホームページで紹介していますので、御覧ください。

『理数教育3年間の軌跡』

相馬市立桜丘小学校

 県小教研の研究指定を受け、研究主題『自ら自然にはたらきかけ、感じ、考え、 実感できる理科学習の充実 ~課題を見出し、一人一人の考えを伝え合う 理科学習をめざして~』のもと、理科学習における「言語活動の在り方」と 「科学的な見方・考え方」を育む研究を推進してきました。

相馬市立桜丘小学校の学校自慢のページへ[PDFファイル]
相馬市立桜丘小学校のホームページへ

『地域共生~環境・勤労・福祉体験を通して~』

泉崎村立泉崎中学校

 本校は「総合的な学習の時間」で故郷を愛する心と生きる力を育むことを 目的に、1年生で「自然体験」、2年生で「職業体験」、3年生で「福祉体験」を 実施し、体験を通して学んだことや気づいたことを学校祭で保護者や地域の 方々に発表しました。 

泉崎村立泉崎中学校の学校自慢のページへ[PDFファイル]
泉崎村立泉崎中学校のホームページへ

『ようこそ県工図書館へ~図書館を もっと身近に、暮らしの中に~』

福島県立福島工業高等学校

 本校では、図書館が楽しい場であること、進路実現や教科学習・課題研究の 役に立つ場であること、気軽に行ける居場所的な場でであることをを目指し、 図書館利用の活性化を図っています。その一環として、図書委員会活動も楽しく トライすることを心がけてきました。今年度の活動の一端を御紹介します。

福島県立福島工業高等学校の学校自慢のページへ[PDFファイル]
福島県立福島工業高等学校のホームページへ

お知らせ

 大学入試センター試験が終了し、間もなく県立高等学校の1期選抜が行われます。
 寒さに負けず、体調を万全に、頑張れ受験生!
 ここからは、1月のお知らせコーナーです。 

インフルエンザによる休校等の措置を行った公立学校名等について

 福島県内でもインフルエンザの流行が始まりました。県教育委員会では1月8日(火曜日) より、県内の学校のインフルエンザに関する下記の情報をホームページで掲載して います。

  1. 休校及び学年閉鎖の措置を講じている公立学校名
  2. 休校、学年閉鎖及び学級閉鎖等の措置を講じている公立学校数及び出席停止者数

 また、「平成24年度今冬のインフルエンザ総合対策について」や「平成24年度 インフルエンザQ&A」などの情報提供もしていますので是非御活用ください。
 これから、インフルエンザの本格的な流行時期になりますので、こまめなうがい・ 手洗い、マスクの着用等予防に努めてください。のどの痛みや急な発熱など インフルエンザが疑われる症状がある場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。

 インフルエンザによる関連情報

健康教育課 024-521-7762

福島県養護教育センター研究発表会の御案内

 福島県養護教育センターでは、本県における特別支援教育の充実と発展に 向けて、プロジェクト研究及び調査研究の発表並びに基調講演会を開催 いたします。
 基調講演会では、日本理化学工業株式会社取締役会長の大山泰弘氏に お話を頂戴します。チョーク業界ではトップシェアーを占める会社で、社員の実に 7割が知的に障がいのある方です。「働くことに確かな自覚と責任感が持てる 会社経営と人づくり」は、私たちに多くの示唆を与えていただけるものと思います。
 基調講演会は、どなたでも参加いただけます。皆様のお越しをお待ちしています。

 平成24年度福島県養護教育センター研究発表会
 ~「地域で共に学び、共に生きる教育」の実現に向けた授業力の向上~

日時:平成25年1月29日(火曜日)午前9時45分 から 午後3時30分
会場:福島県ハイテクプラザ
概要:

  1. 今後の共生社会の形成に向けた特別支援教育の理解啓発
  2. 発表会主題「共に学び、共に生きる教育の実現に向けた授業力の向上」を目指し、プロジェクト研究と調査研究の結果や成果を広く発表
  3. ミニコンサートの開催(柳沼輝氏のマリンバ演奏)
  4. 基調講演
     (講師 日本理化学工業株式会社取締役会長 大山泰弘氏)
     (講演時間午後1時45分から午後3時15分)
申込み方法:福島県養護教育センターまで電話で御連絡ください。

養護教育センター 024-952-6497
http://www.special-center.fks.ed.jp/

平成25年度県立郡山萌世高等学校定時制課程科目履修生募集

 郡山萌世高等学校では、生涯学習社会の実現に寄与するため、身近に利用 できる学習施設として広く地域の社会人に開放することを目的とし、科目履修生を 募集します。
 出願方法、経費、選抜方法等、詳細は郡山萌世高等学校のホームページを 御覧ください。

履修科目 2単位の科目(週1時限):90分×1回
       4単位の科目(週2時限):90分×2回
募集定員 定時制課程昼間主コース若干名
出願資格 一般社会人(学習意欲が旺盛で、向学心に富む者)
出願期間 平成25年2月18日(月曜日)から2月22日(金曜日)
(受付時間は土日を除く午後1時30分から午後4時00分まで)

県立郡山萌世高等学校定時制課程 024-932-1767
http://www.housei-h.fks.ed.jp/teijisei/main.htm

「美術館への年賀状展」のお知らせ

 毎年恒例の「美術館への年賀状展」。福島県内の小・中学生のみなさんから お送りいただいた楽しい手作りの年賀状を、エントランスホールに展示しています。
 版画やイラスト、はり絵など、子どもたちの豊かな創造力がかいま見える 本展は、美術館の新春の風物詩となっています。

展示:開催中~平成25年1月31日(木曜日) 観覧無料

県立美術館 024-531-5511
http://www.art-museum.fks.ed.jp/

県立図書館から休館のお知らせ

 蔵書点検作業を実施するため、平成25年2月12日(火曜日)から2月22日(金曜日)まで 休館いたします。御不便をおかけいたしますが、御理解と御協力をいただきますよう よろしくお願いいたします。

県立図書館 024-535-3220
http://www.library.fks.ed.jp/

福島県文化財センター白河館「まほろん」からのお知らせ

 冬のまほろんには、大人から子供まで楽しくてためになる催しがいっぱい。 皆様のお越しをお待ちしています。

指定文化財展「ふくしまの重要文化財10 福島市和台遺跡」

 国指定史跡の福島市和台遺跡から出土した縄文時代の考古資料を 中心に展示しています。目玉は、福島県重要文化財に指定されている 人体文土器と狩猟文土器の2点で、どちらも全国的に珍しく、 福島県内では初例となるものです。他にも、土偶や耳飾りなど、 貴重な遺物110点を展示しています。

日時:開催中~平成25年2月17日(日曜日)

イベント「冬まつり」

 お子さんからお年寄りまで楽しめるたくさんのメニューを用意しています。 内容は、棒一本で縄文時代の火おこしに挑戦する“「もみぎり」ファイヤー”、  昔の遺物に直接さわることができる“本物の土器や石器にさわろう”、コマ回し、 けん玉など昭和の遊びが体験できる“昔の遊びに挑戦”、甘い綿菓子づくりが 体験できる“昔のお菓子づくりに挑戦”、このほか、まほろんオリジナルの 紙かぶと・缶バッジづくり、時代衣装を着てみよう、勾玉づくりセット抽選会が あります。
 また、福島県立図書館の移動図書館「あづま号」がたくさんの面白い本を 揃えてやってきます。
御家族、お友達同士で御来館ください。

日時:2月17日(日曜日) 10時00分から15時00分

まほろん 0248-21-0700
http://www.mahoron.fks.ed.jp/

編集後記

 この土日に全国で大学入試センター試験が実施されました。
福島市内では当日こそ晴れましたが、前週までの積雪が路面に多く残る中での 実施となり、受験生たちは、交通の便をはじめ力を発揮するのに苦慮したのではないかと 思います。
 また、本文にも注意喚起を添えましたが、この時期はインフルエンザが猛威をふるう 時期でもあります。
 一昨年東京大学が提起した大学の秋入学が実現して、夏に入学試験が実施されることと なれば、こういう苦労は軽減されるのではないかと、隣家の屋根に高く積もった雪を ながめながら素朴に感じました。人材育成の観点からの議論も尽きておらず、議論全体の 中では小さい話なのでしょうが、受験生にとっては重大事だと思うのですがいかがでしょうか。

教育総務課長 森下 平(もりした たいら)

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)

ご意見お聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?
このページは見つけやすかったですか?

※1 いただいたご意見は、より分かりやすく役に立つホームページとするために参考にさせていただきますので、ご協力をお願いします。
※2 ブラウザでCookie(クッキー)が使用できる設定になっていない、または、ブラウザがCookie(クッキー)に対応していない場合はご利用頂けません。