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令和6年度第2回廃炉安全確保県民会議

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年10月9日更新

開催結果

令和6年度第2回廃炉安全確保県民会議

  令和6年10月8日(火)、令和6年度第2回福島県原子力発電所の廃炉に関する安全確保県民会議(略称:廃炉安全確保県民会議)を福島市で開催しました。

  県民会議①  県民会議②       

  県民会議③      県民会議④      

◆概要

  議題1「東京電力福島第一原子力発電所の廃炉に向けた取組の進捗状況等について」では、資源エネルギー庁からALPS処理水の海洋放出に関する国の取組について説明がありました。東京電力からは、2号機燃料デブリ試験的取り出し作業において、発生した押し込みパイプの設置を誤った事案やカメラの不具合の復旧に向けた作業状況のほか、ALPS処理水の海洋放出の実績・今後の計画について説明がありました。
 構成員からは、「東京電力による現場の確認がおろそかになっている」という意見や、「廃炉が着実に進捗していることを理解してもらうためにも、視察の受入を増やして欲しい」などの要望が出されました。
 議題2「東京電力福島第一原子力発電所の燃料デブリ取り出し工法について」では、原子力損害賠償・廃炉等支援機構から福島第一原子力発電所の燃料デブリの取り出し工法の検討結果や今後の予定について、説明がありました。
 構成員からは、「廃炉作業はいつ終了するのか」、「燃料デブリの取り出しはどのような機器を使用するのか」などの質問がありました。

◆議長まとめ

○廃炉の本丸である燃料デブリの取り出し作業の入口の段階で、押し込みパイプの順番間違いやカメラの不具合が起きている。人為的なミスや放射線の影響が原因であり、マスコミの報道などにより、県民の不安が高まっているという現実がある。原因の究明や対策が進められているが、一つ一つの作業を確実に行うように、気を引き締めて作業を進めていただきたい。
○燃料デブリの取り出しやALPS処理水の風評の問題等について、なかなか情報が届きにくいという部分もあるかと思うが、努力を続けていかなければ、前進がないと思うので、正確で分かりやすい情報を絶えず発信し続けていただたい。

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