第35回(平成27年度第5回)廃炉安全監視協議会
印刷用ページを表示する 掲載日:2015年8月11日更新
平成27年7月28日(火曜日)、第35回目(平成27年度第5回目)となる福島県原子力発電所の廃炉に関する安全監視協議会(略称:廃炉安全監視協議会)による立入調査を行いました。
調査目的
福島第一原子力発電所において、1号機における建屋カバー解体に向けた準備作業として、屋根パネルを取外すにあたり、その取組状況やモニタリング体制等の確認を行うことを目的として、「福島県原子力発電所の廃炉に関する安全監視協議会」による立入調査を実施した。
調査結果
1号機建屋カバーの屋根パネル1枚目の取外し作業が問題なく行われたことを現地において確認した。
※詳細はこちら⇒開催報告書 [PDFファイル/305KB]
申し入れ
立入調査後、以下のとおり申し入れを行いました。
- 申入者 樵危機管理部長
- 申受者 小野東京電力(株)福島第一原発所長
- 申入内容
(1)今後の1号機原子炉建屋カバー解体作業に当たり、引き続き、予め定められた手順に従い、かつ確実に実施し、放射性物質の飛散防止を徹底すること。
(2)今後は屋根パネルが開放された状態が継続することから、作業を行っていない時でも、放射性物質の飛散が発生する可能性があることに十分留意して対応すること。
(3)万が一、放射性物質が飛散または飛散した恐れが発生した場合は、関係機関及び県民へ速やかに情報提供するとともに、作業を即時中断し、飛散防止剤の散布などの対策を確実に行うよう現場管理を徹底すること。
(4)作業開始後も、現場の状況や作業で得られた知見などを踏まえ、随時、放射性物質の飛散防止対策の強化や見直しを行うこと。
(5)県民の不安を招くことのないよう、作業の全体工程、毎週の作業予定、毎日の作業実施状況について、引き続き県民等に分かりやすく丁寧に情報提供すること。
会議資料
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