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第11回(平成27年度第4回)労働者安全衛生対策部会

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年3月24日更新

 平成28年2月10日(水曜日)、平成27年度第4回目となる福島県原子力発電所の廃炉に関する安全監視協議会「労働者安全衛生対策部会」を開催しました。

労働者安全衛生対策部会の様子 労働者安全衛生対策部会の様子

開催結果

議事概要

(1) 労働環境改善の取組状況について
 体感型訓練施設、救急医療室(ER)及び作業員の被ばく線量の状況等について説明を受けた。

(2) 福島第一原発構内専用車両の車両整備について
 2月1日から福島第一原発構内の車両整備場が本格的に運用開始したことから、車両の点検整備の状況や計画について説明を受けた。

申し入れ

 東京電力に対して、以下の申し入れを行いました。

  •  経験年数が浅い作業員の事故が多いことから、危険体感型訓練施設の活用や従事する作業内容に応じた訓練の実施などにより、早い段階から訓練や教育を行うこと。また、慣れやマンネリ化による事故を防ぐために、管理・監督者等も含め、定期的な訓練や教育を実施し、人身災害の防止に努めること。また、経験の浅い作業員以外も、作業前の安全確認が確実にできるよう水平展開を行うこと。
  •  救急医療室については、多数の傷病者が同時に発生した場合に備えた対策も含め、訓練を定期的に実施するなど成果を活かしながら、迅速かつ適切な対応がとれるよう引き続き取り組むこと。
  •  アンケート結果などでも被ばくに対する不安を持っている作業員が多いことなどから、長期にわたり安全に安心して作業に従事していただけるよう、被ばく線量低減や被ばく線量の適切な管理に努めること。
  •  構内専用車両については、整備士による点検を受けていない車両もあることから、整備不良による事故等を防止するため、すべての車両について整備士による整備を行うことが出来るよう検査体制を整備すること。
  •  作業員の労働環境改善の取組については、労働者へのアンケート結果等を踏まえて、労務費割増分を行き渡らせることを含め、作業員が安全に安心して働ける環境を整備すること。

議事録

会議資料

申し入れ及び会議中議論の回答(平成28年3月24日掲載)

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