令和5年度第3回労働者安全衛生対策部会
印刷用ページを表示する 掲載日:2024年2月29日更新
第36回(令和5年度第3回)労働者安全衛生対策部会
令和6年2月26日(月曜日)、第36回目(令和5年度第3回目)となる福島県原子力発電所の廃炉に関する安全監視協議会「労働者安全衛生対策部会」を開催(現地開催)しました。
現地調査
増設ALPS配管洗浄作業における身体汚染の再発防⽌対策について
洗浄廃液を廃液タンクに導くホースが飛び出さないための対策(固縛位置の変更、上蓋設置)や、洗浄廃液の飛散防止対策(仮設テントの設置)について確認しました。
会議
- 日時 令和6年2月26日(月曜日) 13時45分 ~ 15時30分
- 場所 福島第一原子力発電所
- 議題
- 増設ALPS配管洗浄作業における身体汚染について
- 高温焼却炉建屋からの水の漏洩事象における対策実施状況について
- 人身災害発生状況について
- 従事者の被ばく線量の全体概況について
- 出席者
- 専門委員
- 関係市町村 担当課長等
- 原子力規制庁
- 福島労働局
- 東京電力
開催結果の概要
東京電力から、増設ALPS建屋での身体汚染に関する再発防止対策の取組状況について説明を受けました。また、原子力規制庁から、当該トラブルに関する原子力規制検査結果について説明を受けました(議題1)。
令和6年2月7日に発生した高温焼却炉建屋からの放射性物質を含む水の漏えいトラブルについて、東京電力から、再発防止対策の取組状況に関する説明を受けました(議題2)。
福島県原子力安全対策課長まとめ
- 昨年8月にALPS処理水の海洋放出が開始されて以降、管理面の不備によるトラブルが繰り返し発生しており、その度に県民へ不安を与え、県民から厳しい目が向けられていることを肝に銘じるべきである。
- 繰り返されるトラブルの発生を、東京電力の組織としての構造的なトラブルと認識し、安全対策について、全社を挙げて不断の見直しを行うよう強く求める。
- 原子力規制庁と福島労働局においては、東京電力に対する監督・指導の徹底をお願いする。
- 県としても、引き続き、再発防止対策の取組状況を厳しく監視していく。
資料
- 次第 [PDFファイル/89KB]
- 出席者名簿 [PDFファイル/198KB]
- 【資料1-1】増設ALPS配管洗浄作業における身体汚染発生について [PDFファイル/1.79MB]
- 【資料1-2】令和5年度第3四半期原子力規制検査等の結果について [PDFファイル/506KB]
- 【資料3-1】人身災害発生状況及び安全活動計画について [PDFファイル/1.35MB]
- 【資料3-2】人身災害災害発生状況と安全活動計画について [PDFファイル/1.27MB]
- 【資料4-1】福島第一原子力発電所従事者の被ばく線量全体概況について [PDFファイル/294KB]
- 【資料4-2】福島第一原子力発電所 高線量作業における被ばく低減対策ついて [PDFファイル/591KB]
- 【資料4-3】福島第二原子力発電所 放射線業務従事者数および線量状況について [PDFファイル/293KB]
- 【資料5】福島第一原子力発電所 労働環境改善スケジュール [PDFファイル/1.29MB]
- 【資料6】労働環境の改善に向けたアンケート結果(第14回)について [PDFファイル/3.38MB]
- 【資料7】福島第一原子力発電所における放射線防護上の不適合事例について [PDFファイル/286KB]
議事録
追加質問・意見
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