印刷用ページを表示する 掲載日:2022年3月29日更新
福島県の復興・再生のあゆみを“聴く”
福島県の復興の現状や抱える課題等について、県職員が分かりやすく講義します。
講演の形式(対面・オンライン)、内容や時間は、できる限りご要望に添えるよう調整させていただきますので、お気軽にご相談ください。
ご興味のある企業や団体等からのお問い合わせをお待ちしております。
オンライン講義を実施した事例
令和3年11月、早稲田大学国際学生寮WISH秋期SIプログラムの一環として、留学生を含む寮生に対し、企画調整部職員による講義を行いました。
参加者は非常に関心高く聴講している様子で、多くの質問が寄せられました。
【講義概要】
- 講義のねらい
・東日本大震災及び原子力災害から10年が経過。国内外からのご支援により、福島県の復興は着実に進展している。
・一方で、今もなお多くの県民が避難生活を続け、避難地域の復興・再生、廃炉と汚染水・処理水対策、根強い風評と風化の問題など、いまだ解決の道筋が示されていない課題や復興の進展に伴って新たに顕在化する課題など、福島県は多くの困難な課題を抱えている。
・福島県の復興の現状を正しく理解していただくとともに、福島の課題を学ぶことを通じて、社会課題を認識する力や解決策を考える力を養っていただくことを目的とする。 - 講義内容
・福島県の復興・再生のあゆみ~ふくしまの現在~(30分)
避難指示区域の状況や帰還・移住等に向けた生活環境整備、廃炉や除染の取組、風評・風化対策、福島イノベーション・コースト構想の推進など、福島の復興の状況と課題等を講義。
・動画で現地視察体験!(30分)
最先端のロボット開発実証拠点である「福島ロボットテストフィールド」、被災地に進出し先端リサイクル産業に取り組む「フォーアールエナジー(株)」、地元に戻り水産業の復活に挑む「(有)柴栄水産」などを動画で紹介し、現地視察を疑似体験。
・意見交換(30分)
講義内容に関する質疑応答のほか、福島県企画調整部職員と地方公務員(県庁職員)としてのやりがいやキャリアパスなどについて意見交換。
オンラインで県庁職員が講義を実施
現地視察の動画を職員の解説付きで視聴し、視察を疑似体験