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更新日:2024年12月1日更新

医療安全管理室

当院の医療安全管理の基本理念

1.「患者の安全こそがもっとも重要である。」という意識を全員が持つことが大切である。元来、医療に従事する者 は、最新の医学の知識と技術を持ち、医の倫理と人間愛に根ざした診療を行うべきである。

2.医療行為は常に医療事故発生の可能性を秘めており、これを防止するためには最善の努力が必要である。

3.医療事故が発生した際の諸施策をあらかじめ定めておくことは重要であるが、医療事故防止対策を練り、それに習熟して医療事故を起こさないようにすることが大切である。

上記3項目を安全管理の基本理念としています。

医療安全管理のための体制

 患者様に安全な医療サービスを提供するために、「医療安全管理委員会」「リスクマネジメント部会」の運営及び医療安全管理を専門に担当する部署として、専任の医療安全管理者を配置した「医療安全管理室」を設置し、各部署にはリスクマネージャーを配置して医療事故防止、医療安全の向上、医療安全に関する相談及び医療安全に役立てる改善活動を行っています。

医療事故等の報告体制

 1 件の重大事故の背後には 29 件の軽微な事故があり、その背景には 300 件のヒヤリ・ハットが存在すると言われています。そのため当院では、影響レベルに関係なく、医療事故発生時には報告をあげるよう努力しています。

 報告を多くあげることで、報告された事例から分析を行い、再発防止・未然防止のための改善策を検討し、再発防止に努めることができます。その結果、重大な医療事故の発生を防止することにつながっていくと考えています。

令和5年度 事故報告件数

R5年度 事故報告件数

 

 

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安全管理のための職員研修

 新規採用職員に対する医療安全研修をはじめ、全職員の医療の安全管理に対する危機意識の啓発と安全性の向上を図るため、医療安全対策研修を年2回程度定期的に実施しています。

R6年2月9日 コードブルー訓練 [PDFファイル/290KB]

R6年11月18日 コードブルー訓練 [PDFファイル/267KB]

 

医療安全へのご協力のお願い

安心して納得できる医療を受けて頂くためには、職員の取り組みだけではなく、患者様やご家族のご協力が必要です。様々な場面におきまして医療安全のために確認を実施することがあるかと思いますが、ご理解とご協力の程よろしくお願い致します。

○当院での取り組みの例

 安全上、ハサミやライター、ナイフなどの危険物の持ち込みは禁止しています。持ち込み物品確認のため、患者さんやご家族等の協力を得て、所持品の確認や身に着けているものの確認をさせていただいています。

 患者取り違え事故防止のため、検査や服薬など医療の提供のたびに患者さんご自身にお名前をフルネームで名乗っていただいています。

 転倒防止のためサンダルやスリッパではなく、靴を履いていただくことがあります。 


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