ふくしまユニバーサルデザイン事例集-診療を受けやすい環境をつくる医療現場について紹介します
印刷用ページを表示する 掲載日:2013年12月1日更新
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日常生活
診察を受けやすい環境をつくる医療現場
県内の医療機関では、患者が安心して医療を受けることのできるような取り組みが行われています。女性専門外来の設置や、総合病院と診療所の連携など、患者主体の医療体制の整備は、日常生活での安全・安心・快適を確保するユニバーサルデザインのひとつです。
安心して受診できる 女性専門外来
福島県立医科大学医学部附属病院は、女性特有の症状や、健康に対する悩みに対して、女性医師が対応する「女性専門外来」を設けました。診察は、電話による完全予約制で行われ、ほかの患者さんとの接触も最小限ですみます。専門診療科の受診や治療が必要と判断された場合には、各専門診療科を紹介されます。
駅で再診受付 待ち時間を短縮し負担を軽減
会津中央病院は遠方から来院する患者のため、JR会津若松駅など5つの駅に、病院再診受付端末機を設置しています。駅で受付ができるので、待ち時間の短縮が可能になりました。操作画面はタッチパネル方式で、表示の文字も大きく、だれでも簡単に利用することができます。