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福島第一原子力発電所周辺のモニタリングポストにおける空間線量率の一時的な上昇

印刷用ページを表示する 掲載日:2013年8月28日更新

福島第一原子力発電所周辺のモニタリングポストにおける空間線量率の一時的な上昇について

第2報(平成25年8月27日お知らせ)

 平成25年8月19日に県が設置しているモニタリングポスト(双葉町郡山局、福島第一原発から北北西へ約2.8km)において、空間線量率の一時的な上昇が確認されたことに関連し、県が実施した追加的なモニタリングの結果、原因は大気中の放射性セシウム濃度が上昇したためと考えられ、その放出源は、当時の気象条件等から、風上に位置する福島第一原子力発電所と推定しました。

周辺環境への影響

 放射性セシウム濃度の上昇によって生じた空間線量率の上昇の幅(約0.1μSv/h)は、自然界においても降雨による変動として見られる範囲でした。また、測定された大気中の放射性セシウム濃度は告示濃度限度を下回っていました。なお、8月20日以降、連続ダストモニタの全β放射能は以前のレベルまで低下しています。

今後の対応

 東京電力に対し、発生原因の特定や再発防止対策等について報告を求めるとともに、引き続き、原子力発電所周辺のモニタリングを強化してまいります。

第1報(平成25年8月19日お知らせ)

 平成25年8月19日13時40分、県が設置しているモニタリングポスト(双葉町郡山局)において、一時的な空間線量率上昇が確認されました。 また、原子力規制庁が設置している可搬型モニタリングポストにおいても、双葉町から浪江町にかけて、わずかな線量上昇が確認されました。

 東京電力が福島第一原子力発電所敷地周辺に設置しているモニタリングポスト及びプラントパラメータ等に変化は確認されておりません。

 郡山局における上昇の幅(0.09μSv/h)については、自然界においても、降雨等による変動として見られる範囲ではありますが、県では追加的なモニタリング等を行い、原因について調査してまいります。

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