福島第一原発構内のK排水路からの流出に係る申し入れ
印刷用ページを表示する 掲載日:2015年8月27日更新
福島第一原子力発電所構内K排水路からの流出について、7月に2度、8月にも1度、申し入れを行ったところですが、8月26日にも仮堰から流出が確認されるなど、十分な対策がとられていないことから、県は、東京電力(株)に対して次のとおり申し入れを行いました。
概要
県の対応
東京電力(株)への申し入れ
- 日時 平成27年8月27日(木曜日)15時00分から
- 場所 西庁舎 8階 生活環境部会議室
- 申入者 原子力安全対策課長 菅野信志
- 申受者 東京電力株式会社 福島復興本社福島広報部長 高原一嘉
- 申入内容
(1) 堰からの流出を防止するための必要な対策を早急に講じること。
(2) K排水路の排水先を港湾内へ付け替える工事及び新設排水路の設置について、早期に完了するよう前倒しを検討するとともに、工事の進捗状況について、定期的に報告すること。
(3) K排水路に流入する雨水が汚染されることのないよう、汚染源の除去等、必要な対策を徹底して行うこと。
(4) K排水路における排水の状況をしっかりと把握し、仮堰から流出する恐れがある場合には、上流部における汲み上げなど必要な措置を講じること。
(5) 海域のモニタリングにより、環境への影響を把握するとともに、県民に対してわかりやすく情報提供すること。
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